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深夜【黄色い服を着た女性】を見かけると → タクシー運転手「あの子は、、」ゾッとする話をしてきて?

  • 2024.6.23

多くの客と接し、様々な場所を訪れるタクシー運転手。彼らは深夜に働くことも珍しくないので、不思議な経験をすることも多いようです。今回は知人から聞いた恐怖のタクシーエピソードをご紹介します。

画像: 深夜【黄色い服を着た女性】を見かけると → タクシー運転手「あの子は、、」ゾッとする話をしてきて?

夜に黄色い洋服の女性が?

A子が夜にタクシーに乗ったときのこと。走行中に、黄色い洋服を着た女性が道端に佇んでいるのを見かけました。
タクシーでサーっと通り過ぎたので、詳しくは確認できませんでしたが、髪が長い若い女性のようでした。

時間は午前1時頃。道は薄暗く、人通りもありません。
A子は「こんな夜中に女性が1人でいるなんて物騒だな。待ち合わせならお店の中に入ればいいのに」と思ったそうです。

タクシー運転手が発した意味深な言葉

黄色い洋服の女性を通り過ぎたあと、それまで黙っていたタクシーの運転手が、おもむろにA子に話しかけてきました。
「あれはアレだね」と意味深なことを言ってきたのです。

「アレってなんですか?」とA子が運転手に尋ねると、「このあたりは“出る”って運転手の中では有名でね」と、黄色い洋服の女性が幽霊であることをほのめかしてきました。
他にも、夜中にあの場所で黄色い洋服の女性の目撃談があり、話しかけたら消えた、という話もあると言ってきたのです。

タクシー運転手の怪談にゾッ!

タクシー運転手は、黄色い洋服を着た女性の正体は諸説ある、と聞いてもいないのにA子に教えてきました。
「あの場所で交通事故に遭った女性の霊だ」というもの、「彼氏にフラれて手首を切った女性が、付き合っていたときによく待ち合わせをしていたあの場所で今でも彼氏を待っている」というものがあるのだとか。

その話をした後、運転手は調子づいたのか「実は自分も幽霊を乗せたことがあってね。目的地について『到着しました』とバックミラーを見たら、座席にお客さんがいなくて。それまでそのお客さんと雑談をしていたからびっくりしたよ」と、なぜか得意げに怪談話を始めてきたのです。

それって、この座席!?

運転手の怪談話を聞いたA子は「いや、それって今座ってるこの座席だよね!?」と後部座席でガクブル。良かれと思って話してくれたのでしょうが「お願いだから黙って運転してくれ!」と心の中で叫んだそうです。
何事もなく目的地に到着しましたが、深夜のタクシーでヘトヘトになってしまったA子。今でも夜にタクシーに乗るときに思い出し、躊躇するそうです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田愉子

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