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爆笑問題・太田光、深海生物の新種に興味津々「水中動物たちのミュージカルをやりたい」

  • 2024.6.23
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囲み取材に応じた鈴木香里武、田中裕二、太田光(写真左から) ※ザテレビジョン撮影
囲み取材に応じた鈴木香里武、田中裕二、太田光(写真左から) ※ザテレビジョン撮影

【写真】激レア生物にビックリ!爆笑問題らがサンシャイン水族館で興味津々に映像を見つめる

爆笑問題がMCを務める人気特番シリーズ第10弾「爆笑問題の深海WANTED10~衝撃!沖縄・神秘の海で新種大発見SP~」が、7月7日(日)昼4:05からフジテレビ系で放送される。今回は「新種の深海生物を探せ!」をテーマに、タレントの照英が沖縄・久米島で超難関のミッションに挑む。また、第1回からMCを務める爆笑問題が10回目にして初めてスタジオを飛び出し、ゲストの秋元真夏と共に東京・池袋のサンシャイン水族館へ。過去に番組にも登場した激レア深海生物「ゾウギンザメ」と再会し、その貴重な姿を撮影するミッションを行う。サンシャイン水族館での番組収録後に囲み取材が行われ、爆笑問題の太田光と田中裕二、“令和のお魚王子”こと岸壁幼魚採集家・鈴木香里武が出席。深海生物の魅力や番組の中でやってみたいことなどを語った。

番組の最終目標は“生きた化石”の捕獲

2015年に第1弾が放送された同番組は、深海の神秘にさまざまな角度から迫り、研究機関も驚くほどの激レアな深海生物の撮影や捕獲、展示に成功。第10弾の今回も、強力な専門家たちと進化した最新型水中ドローンや深海カメラの力を結集し、久米島の海の「表層」「中層」「海底」を徹底調査する。

第10弾の収録を終えた感想を聞かれた田中は「今回は初めてスタジオではなく、サンシャイン水族館での収録。(水族館が)開館するまでに撮り終えないといけないから現場入りが早くて。率直に眠いです(笑)」と素直な感想を。太田も「魚が全員寝てましたから。びくともしませんでした(笑)」とボケつつ、「10回目と聞くと随分長寿番組になったんだなという気がします。毎回新しい発見があるので20年を目指したい」と、番組への思いを語った。

今回のテーマは「新種の発見」。番組ではいろいろな深海生物が登場する。田中は「われわれ素人は、他の生物も見たことないものばかり。どれが新種なのか全然分からないんです」と白旗を上げ、太田も「香里武くんみたいな魚に詳しい人が新種を見たら『あっ!』ってなるけど、われわれが見たら全部『あっ!』ですから(笑)。普通の魚も全部新種みたいなもの。だから、何でもかんでも新種と言っとけばいいんじゃないかな」と、こちらもやや諦めモード。「うそはダメだから」と太田をたしなめる田中だが「まぁ、感覚的にはそうなんですよ。名前も難しいし、年1回の番組では覚えられない」と、深海生物の奥深さに感服していた。

太田は「20年を目指したい」と答えていたが、あらためて番組での目標を聞かれた田中は「新種の発見がゴールではないような気がするので大きさとか、今まで捕獲されたことがない魚とか。シーラカンスを照英さんが釣り上げるという形がいいかも」と壮大なロマンを。その田中の発言に刺激されたのか、鈴木も「日本国内でシーラカンスを見つけたい。今も現存していて、アフリカやインドネシアに行けばさほど難しくなく出会うことができる。でも、ワシントン条約の関係で国境を越えられないから、海外で捕獲したものを日本で展示することができない。だから、日本国内で見つけるしかないんです。今のところ日本にはいないとされているけど、僕はいると信じています」と力説。2人に負けじと太田も「最終的には人魚とかを見つけたいね」と、番組だけでは収まらないスケールの大きい夢を語った。

鈴木香里武、田中裕二、太田光(写真左から) ※ザテレビジョン撮影
鈴木香里武、田中裕二、太田光(写真左から) ※ザテレビジョン撮影

相方の「謎」は深海より深い!?

これまで番組を通して多くの深海生物を見てきた爆笑問題。取材陣から、その魅力について聞かれた田中は「普段は全くの闇の中で暮らしているわけですよね。でも、撮影でライトを当てるとものすごくきれいに光る。それはすごく神秘的だし、ミステリアスなところが魅力なのかも」とコメント。「マグロやイワシなど、いわゆる魚とは全く違う」と驚く太田も「宇宙人を見ているんじゃないかっていう感覚。ライトが当たると何色にも光るというのはどういうことなのかなと。まるで誰かに見せているようだよね」と感心していた。

田中の口から“ミステリアス”というワードが出たことで、お互いのミステリアスな部分を聞かれた太田は「もう40年くらいの付き合いになりますけど、どんどん謎は深まるばかリ。この分からなさは何なんだろうと考えたら、結局こいつには何もなかったんだなと。『人間ブラックホール』みたいな感じ。全てのものを吸い込んで無にしてしまう」と、いつも相方の人となりを語る時に出てくる“ビー玉のような目”を想起させるような言葉で表現。

一方、自身のミステリアスな部分に関しては無自覚だという田中は「本当は嫌なはずのに、自分が言いたいことを言って誰かを怒らせてしまう。今の世の中、そういうことを言ったら炎上するって分かるじゃんって思うのに、なぜか自分では絶賛されるだろうと自信満々。そこがいいところでもあるんだけど、不思議といえば不思議なところですね」と、炎上しがちな太田の謎を明かした。

あくまでも、深海生物に関しては素人だと強調する田中は「何でこんな形をしているんだろうとか、VTRを見ながら素直に驚いている。視聴者の方たちと同じ目線なので、皆さんも新しい発見にびっくりしながら楽しんでほしい」とアピール。太田も「あれだけ、何日も粘ってロケができるのは香里武くんたちが本当に深海生物のことが好きだから。地球のほとんどは海だということを考えると人間が住んでいるところは、ものすごく小さいということが分かる。だから、いつか水中の動物たちのミュージカルをやってみたい。リトルマーメイドとかね」と熱望すると、田中が「もうディズニーがやっているし、人魚が好きだな(笑)」とツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。

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