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「着替え…やって」ほぼ寝たきり状態で協力する気がない義母の着替えは重労働…<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.6.23
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一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。ある夜、まる子さんがお風呂に入ろうとしていたら、義母の腸を戻してほしいと夫がやってきました。もう服を脱いでいるので、代わりにやってほしいとお願いしても「頼む」と言ってきました。結局、また服を着て任務を完了したまる子さんでしたが、夫になぜやらないのかと聞いても、うまくはぐらかされるだけ。まる子さんだけ朝から晩まで腸詰めをし続ける日々で、仕事中に義母から呼ばれる声やスマホの呼び出し音が幻聴で聞こえてしまうなど、体は悲鳴を上げています。

家事や食事のタイミングと合わないと面倒なので、義母の直腸脱のケアは時間を決めてやることにしたまる子さん。そして、1人ではキャパオーバーなので、介護や家事を手伝ってほしいと夫と息子に伝えます。しかし、息子からは「無理じゃね?」の一言。直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)のケアを息子にさせる気はありませんが、せめて自分のことは自分でやってほしいと思ってしまいます……。

負担が大きすぎる!

今日も飛び出した義母の腸戻し。

腸を戻すたびに尿漏れ、便漏れ、粘膜漏れまで起こし、毎回下着と洋服、シーツを替える必要が……。畳に付いた汚れも毎回掃除します。

着替えの回数が増えるので、うっかりして洗濯物が間に合わないと怒られてしまいます。

今の状況を本人にもわかってもらおうと、義母におしりの写真を見せるものの……。

直腸脱はどんどん状況が悪くなっていて、尿漏れ、便漏れ、粘膜漏れまで起こし、毎回下着と洋服、シーツ、畳まで汚すように……。汚物はそのまま洗濯機に入れられないため、予洗いと付け置きをする手間が増えました。それでも、香りの強い消臭ビーズを足さないと悪臭が残ってしまうほど。

一度、紙おむつにしたものの、蒸れてかゆいからと義母に言われてしまい、布パンツに吸水パットをセットする状態に戻しました。しかし、さすがにもう要望を聞いていられるレベルではなくなりました。

なんとか今の状況をわかってもらおうと思い、義母におしりの状態を写真で撮って見せましたが、効果はゼロ。本人は見えているわけでもなく、痛みもないので「手術はしなくてもいい」という意見から変わることはありません。私に迷惑をかけていると口では言っているのに、まったく歩み寄る様子もなく、今後の生活が本当に不安でいっぱいです。

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たしかに、おしりは自分で状態が見られるわけではないので、痛みを感じていなければ気にならないのかもしれません。でも、洗濯や着替えを手伝う手間を考えると、本当にまる子さんのためを考えるのなら、1日も早く手術に踏み切ってほしいところです。家にいるときですら分刻みで夜までびっしり予定が詰まっている生活なんて、長く続けられる気がしませんよね……。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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