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移民増加のカナダ、「僕らの強みは多様性、悲劇ではない」と代表選手が反論

  • 2024.6.23
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移民増加のカナダ、「僕らの強みは多様性、悲劇ではない」と代表選手が反論
移民増加のカナダ、「僕らの強みは多様性、悲劇ではない」と代表選手が反論

Text by 井上大輔(編集部)

現在、コパ・アメリカを戦っているカナダ代表。2022年には36年ぶりのワールドカップ出場を果たした。

そうしたなか、セルティックに所属するカナダ代表DFアリスター・ジョンストンがXに投稿したメッセージが話題になっている。

「ここに写っている僕と他の白人選手2人も移民の息子だと言ったらどうする?これがカナダだ。僕らの強みは多様性であり、それが我が国を特別なものにしている。悲劇ではない」

これは「カナダ代表の2000年と2024年を比較。超悲劇的だ。カナダほど急速に人口の入れ替えが進んでいる国はほとんどない」という投稿に反応したもの。

2024年のカナダ代表にはジョンストンの姿も映っている。

カナダ政府は、2025年に受け入れる永住者数を50万人に増やすことを決定している。これは2015年の2倍に当たる数。

『CBC』によれば、移民による人口増加に住宅供給数が追い付いておらず、住宅価格が高騰する問題が起きており、国民の4人に3人が移民増加が住宅危機を悪化させていると世論調査で回答しているそう。

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