1. トップ
  2. 恋愛
  3. 永瀬廉&出口夏希、『よめぼく』撮影当初は「お互い人見知りなので目すら合わなかった」!? 配信記念イベントでトーク

永瀬廉&出口夏希、『よめぼく』撮影当初は「お互い人見知りなので目すら合わなかった」!? 配信記念イベントでトーク

  • 2024.6.24
  • 1865 views
永瀬廉&出口夏希、『よめぼく』撮影当初は「お互い人見知りなので目すら合わなかった」!? 配信記念イベントでトーク
Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』

配信スタート前の今の心境や、撮影当時を振り返っての思い出を語る

永瀬廉を主演を主演に迎え、SNSで「号泣する」と話題のベストセラー小説を実写化したNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』。本作の配信記念イベントが開催され、主演の永瀬、ヒロインを務めた出口夏希、そして三木孝浩監督が登壇し、いよいよ配信スタートを翌週に控えた今の心境や、撮影当時を振り返っての思い出トークなどを語った。

初の王道ラブストーリー映画で主演を果たし、完成した本編を見てラストは思わず”泣いた”と語った永瀬。「ここまでがっつり恋愛に焦点を当てた作品は初めてやりました。タイムリミットがある恋愛という部分に不安な部分もあったのですが、現場では気負わず自分らしく撮影に臨めました」と撮影当時を回顧。

さらに「今までは当事者として、作品を100パーセント楽しむことがなかなかできないことも多かったのですが、本作は物語を純粋に楽しめて、ラストでは思わず泣いてしまいました。そんなことは今までなかったので自分でもびっくりしました」と率直な感想を語り、「登場人物たちの表情の切り取り方も素晴らしくて、三木監督がすごく素敵に撮ってくださって。色んなパズルが上手くハマった作品だったと思います」と自信も覗かせた。

本作で初共演となった永瀬と出口。共演シーンで印象的なエピソードを聞かれると、永瀬は文化祭のシーンを挙げ、「あのシーンはすごく手が込んでました! 高校時代の思い出はなんですかって聞かれたら『よめぼくの文化祭』だと答えたいくらいキラキラしていました(笑)」と撮影当時を振り返った。

また、劇中では美術部で絵が上手い設定の秋人を演じた永瀬だったが、実際の永瀬の絵心に衝撃を受けたという出口。「永瀬さんは画伯です(笑)。個性的な絵を描きますよね…」と問いかける出口に対し、永瀬は「どうしても目を描くときに黒目の焦点が合わなくてホラーな絵になってしまう…もしかしたら本編でぼくの書いた絵が使われているかも(笑)」と場内を笑わせた。

撮影現場の雰囲気について出口は、「お互い人見知りなので最初は全く目すら合わなかった」と回想。永瀬も「最初は三木監督が場を回してくれたのでかろうじて話せましたが、2人になったとたん声かけていいものなのかな…何の話しようかな…と常に悩んでいました」と撮影序盤を振り返ると、そのもどかしい感じが作品にプラスに働いたと語った監督。打ち解けたきっかけは、お互いの呼び名を決めたことだったという。永瀬は出口を「でぐ」と呼び、出口は最初は「秋人くん」と役名で呼んでいたが、最終的にはフルネームで「永瀬廉」「おじさん」と冗談を言い合えるほど仲良くなったという。

続いて、それぞれの本作における”推しシーン”を発表するコーナーへ。永瀬は春奈と見ることが出来なかった切ない花火のシーンをセレクト。「2人がお互いを思いあうがゆえにすれ違いが起こるのですが、そのシーンがとても切なくてぐっときます」と解説した。

出口は、秋人が、横田真悠演じる綾香を病室に連れてくる感動的なシーンをセレクト。「秋人と春奈の恋愛のお話でもありますが、友情も一つのテーマになっていて、このシーンは秋人君のやさしさと、一人一人の想いが詰まっていて、愛おしい再会のシーンを選びました」と語った。

監督は、春奈が秋人に絵を書いてもらうシーンをセレクトし、「このシーンは撮影の終盤に撮って、2人の雰囲気がすごく良かったんです。春奈の表情を撮っているうちに僕自身感情があふれてきちゃってカットを切れなくなってしまって。実際にモニターを見ていた全員が泣いたシーンです。僕がこの映画の中でとても大切にしていたシーンなので思い出深いですし、視聴者の皆さんには注目してほしいですね」と、このシーンに込められた熱い想いを語った。

主題歌にはヨルシカのsuisがカバーした「若者のすべて」が使われており、先日の解禁時にはSNS上でも大いに話題となった。監督は「最初に作品を作るときに、新しい楽曲を作ってもらうよりは、みんなが聞いたことのある、思い出の引き出しを開けるような楽曲はないかという話になって、僕自身も大好きな『若者のすべて』に決まりました。この作品は、2人がそれぞれの想いを受け取り、想いのバトンを受け継いでいく物語です。そして音楽そのものがこの物語で表現したかったことだと思いました。実際にフジファブリックさんの楽曲をsuisさんがカバーして、音楽はどんどん後世に受け継がれていって…そういう部分を楽曲でも表現出来たらなと思いました」と楽曲に託した想いについて語った。

永瀬もこの楽曲には思い入れが深く、「suisさんのバージョンは、心にすっと入ってくるようで、凝り固まっていた心をほぐしてくれるような優しい歌声だと思いました」とコメント。出口も「もともとプレイリストに入れて聞いているくらい好きな曲だったので、カバー曲をすごく楽しみにしていました。実際にエンドロールで聞いたときに、作品にすごくあっていると思ったし、『春奈は病気で辛かったけど、すごく幸せだっただろうな』とか、色んな想像が膨らむ、余韻に浸れる楽曲だと思いました」と思いを明かした。

最後に永瀬は「世界中で配信される本作ですが、命と恋の物語は、国や世代を超えた共通のテーマです。この作品ならではの高校生のピュアさやまっすぐさが丁寧に繊細に描かれていて、1つ1つのシーンが絵画のように美しい作品です。ぜひご覧ください」と締めくくり、イベントは終了した。

『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』はNetflixにて6月27日より世界独占配信。

元記事で読む
の記事をもっとみる