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【シェフ脇屋の簡単中華】具材は1つ!「キャベツだけの焼きそば」に挑戦♪味の要は超簡単な手作り魚醤!

  • 2024.6.23
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脇屋シェフが教えてくれた魚醤の作り方。中華なのにアンチョビを使うという発想も驚きですが、しっかりとおいしいのがすごいです。前回作った魚醤のチャーハンに続き、今回は焼きそばに使おうというのですね。しかし、焼きそばの具がキャベツだけという大胆さには驚かされます。キャベツのおいしさをとことん引き出そうということかな…⁉と考えを巡らせながら、さっそく作ってみました♪




脇屋シェフの「キャベツだけの焼きそば」の材料と作り方

【材料】※2人分
・焼きそば麺…2玉
・キャベツ…1/4個(250g目安)
・魚醤…大さじ2~3
・しょうゆ…大さじ1+大さじ1/2
・ゴマ油…大さじ2+小さじ1
・太白胡麻油…大さじ1
・水…大さじ4
・白こしょう…少々



キャベツはざく切りにしておきます。

今回使った魚醤は手作りしたものです。手作りの方法はこちらで確認ください。
6月22日公開【シェフ脇屋直伝】え、魚醤を手作り⁉意外にも簡単なの⁉醤油とは違う複雑な味わいの「卵炒飯」に挑戦♪

【作り方】※調理時間:15分
1. 麺をボウルに入れてラップをかけ、600wの電子レンジで1分30秒~2分加熱します。



2.やわらかくほぐれたら、しょうゆ大さじ1、ゴマ油大さじ2を加えて混ぜます。



3.フライパンに太白胡麻油を入れて熱し、麺を入れて中火で両面をこんがり焼きます。焼けたらペーパータオルを敷いた皿に取り出し、ほぐしておきます。


4.同じフライパンにゴマ油(分量外)を少々足して、キャベツを入れて炒めます。



5.魚醤を加えて、さらに炒めます。



6.
魚醤が全体に行き渡ったら、水、白こしょう、しょうゆを加えます。



7.麺を入れ、キャベツと炒め合わせ、麺の味と固さを見て、水と魚醤で味を調えます。



8.ゴマ油小さじ1を回し入れ、器に盛りつけて出来上がりです。



チャーハンの時に使った手作りの魚醤。とても香りも味もよかったので焼きそばに使ったらどうなるのか?と思いましたら、とんでもなくおいしいキャベツ焼きそばに仕上がりました。市販の焼きそばには大抵ソースがついていますのでそれだけで完成された味になりますが、このレシピではしょうゆとゴマ油以外の味付けは魚醤のみ。なのに、キャベツにしっかりと魚醤の風味がまとわりついて、シャキッとした食感と一緒に口の中で麺と交じり合います。あらかじめ麺にも下味がついていますので、バランスよくさっぱりとした焼きそばです。

キャベツはとてもおいしい野菜ですが、敬遠されがちなのが芯の部分ですよね。ざくざくと切っても芯は厚みがあるので火の通りが悪くなり、食感にも影響します。でも実は食物繊維やカリウム、リンなどは葉の部分の1.5〜2倍も栄養があるので、食べづらいからといって捨ててしまうのはあまりにもったいないのです。ではどうするかと言うと、キャベツの葉をまな板に平らに置き、包丁を真横から入れて芯の部分だけをそぎ切りにするのです。最初は難しいかもしれませんが、指の腹で芯を押さえてその下をゆっくりと包丁を滑らせれば大丈夫です。芯が太い場合は何回かそぎ切りする必要がありますが、これができると例えばロールキャベツのときでも芯を切り落とさずに芯ごと巻くことができますので、かなり応用の効く技のひとつです。

キャベツの火の入れ方には好みがありますが、この焼きそばはあまり火を通しすぎずにキャベツのシャキシャキ感が残る程度に炒めるのがよいと思います。キャベツのおいしさを充分に堪能できますので、ぜひ作ってみてください!

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