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【韓国俳優】撮影現場スタッフが「カン・ハヌルと仕事をしたい」と言う根拠は何?

  • 2024.6.23
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韓国芸能界においてカン・ハヌルはきわめて独特な存在感を持っている。彼は「演技力」と「人間力」の二つの面で称賛の対象になっているのだ。

まず、演技力の面で異論をはさむ人はいないだろう。どんな役に扮しても、独自のキャラクター設定を完璧にこなすのがカン・ハヌルの持ち味だ。たとえば、『カーテンコール』で、カン・ハヌルは売れない俳優の役に扮し、ドラマで北朝鮮の青年を装っていた。

なぜそんな配役になっていたかというと、ホテルで成功した「余命が少ない女性」の出身地が北朝鮮だったからだ。彼女の孫になる偽装工作をしたのだ。そして、カン・ハヌルは北朝鮮の方言を見事にこなして、物語に真実性を与えていた。

あるいは、Netflixでも配信されている『ハッピーニューイヤー』では、公務員試験に落ちて恋人にもフラれてしまった哀れな就活生のジェヨンに扮して、痛快な演技を連発していた。このジェヨンは自殺願望があったのだが、それを成し遂げるために奇行を繰り返していた。そんな特異な役をカン・ハヌルはペーソスを交えてユニークに演じて視聴者を大いに納得させた。

とにかく、カン・ハヌルが演じればそこに独特な世界観が生まれる。それほどに演じる役に成りきることが巧みな俳優なのである。

カン・ハヌル
カン・ハヌルは本当に魅力的な俳優だ(写真提供=OSEN)
独特な存在感を持つ俳優

そればかりではない。「人間カン・ハヌル」も凄いのだ。彼は「美談製造機」というニックネームを付けられるほど数々のエピソードに彩られている。特に感心するのが、制作現場でスタッフの名前をみんな覚えているということだ。言うのは簡単だが、やるのは大変難しい。しかも、スタッフが50人以上ともなると普通は無理だ。

しかし、カン・ハヌルは全員の名前を覚えていて、時にはプレゼントを渡すこともある。たとえば、必要とあればエアコンをプレゼントしたこともあったという。華やかな場にいる俳優が裏方のスタッフまで気を配ることができるのだから、もはやカン・ハヌルの人間力は本物である。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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