【北海道・十勝】キタキツネの3兄弟…自分の世界に進む前の微笑ましい姿／テレビカメラマンがとらえた日常の絶景

数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、「十勝の初夏」をお届けします。
思わぬ「3兄弟」との出会いがありました。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

爽やか 初夏の日高山脈

・撮影日：2024年6月2日 午前10時ごろ
・場所：十勝平野

・シャッター速度 1/400秒
・絞り ｆ/7.1
・ISO 100
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

6月に入り、半袖で取材に行ける日も増えてきました。

日高山脈にかかっていた雪も、残りわずかです。
畑もきれいな新緑の色。
農家さんの屋根の色と、景色の色が、爽やかな景色を彩ります。

出会いに感謝

・撮影日：2024年6月
・場所：幕別町

・シャッター速度 1/400秒
・絞り ｆ/5.6
・ISO 800
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

取材の帰り道、思わぬ出会いがありました。
キタキツネの子ども3兄弟です。

芝生の上を寝転がったり、走ったり、兄弟同士でくっついたり。
何しても愛くるしい姿に、無我夢中でシャッターを切っていました。

キタキツネの出産時期は3～4月です。この3匹も、秋になれば立派な大人キツネとして、親元を離れます。

自分の世界に進む前の微笑ましい兄弟の風景を撮影できたこと、「出会いに感謝」です。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文：HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画／ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ～生活図画事件 最後の生き証人～」「クマと民主主義」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

カメラ：Sony a7Ⅳ
レンズ：TAMRON 28-200mm

編集：Sitakke編集部IKU