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声でアピールする猫と顔で訴えてくる猫… 食事の催促の方法がまったく違う! 3匹の猫との賑やかな毎日

  • 2024.6.22
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普段は気ままでツンとしているけれど、時々甘えん坊だし表情も豊か。猫を飼う人の多くは、やはりそんな自由さと愛らしさが猫の魅力だと語る人も多い。 『うちの猫がまた変なことしてる。』(KADOKAWA)の著者、卵山玉子もまた、そんな猫の可愛さに惹かれるうちのひとりだ。

著者の家に暮らすのは、白黒模様のメス・トンちゃんと、額のハチワレ模様がトレードマークのメス・シノさん。2匹の猫とのコミカルな毎日を、和やかなタッチで描いた本コミックエッセイは、元はアメーバブログでWeb連載されていたものを書籍化した作品だ。

第7弾まで発売されている人気シリーズだが、現在は2匹に加え預かり猫のたねおと、新たにウーパールーパーの新入りが登場! 日々起こるさまざまな出来事から、少しずつ変化していく人間2人と猫3匹の関係。本来なら当人でないと知ることのないエピソードを、こうして覗き見させてもらっているような感覚になるのが、コミックエッセイの大きな魅力だ。

加えて、猫を飼っていない人には「猫ってこんな一面があるんだ」という驚きを。猫を飼っている人には、「うちの子もそれ“あるある”です!」「我が家とはちょっと違う!」という驚きを与えてくれる。

人によってさまざまな楽しみ方ができるのも、犬や猫を飼う人々の日常を描いたエッセイの面白さのひとつなのだろう。

卵山家の場合、家のボスとなるトンちゃんは猫らしいツンデレな性格。だがその反面結構なビビリでものぐさな一面もあり、そのシュールな挙動に飼い主も思わずクスリとしてしまう時も。

一方のシノさんは、とってもおしゃべり好きで素直な性格。飼い主に向かってよくニャアニャアといろんなことを訴えたり、トンちゃんに構って欲しくて絡みに行くも邪険に扱われたり。かなり活発で活動的であり、その分肝も座っている。

2匹に共通する事柄になると、その違いはより顕著に現れる。例えばブラッシング。意外と満更でもないトンちゃんに比べ、シノさんはやや苦手。その差は2匹の毛並みや手触りにも現れており、猫を普段飼わない人からすれば「へえ~」と思う一面だろう。

食事についても好みが違うのは当然、催促の仕方もよく鳴くシノさんと“顔”がうるさいトンちゃん、と差が出る。著作ではかわいい本人(本猫?)の写真付きでもエピソードが紹介されるため、2匹の実際の様子も目に浮かぶように思い描ける。

想像して思わずフフッと笑ってしまうような、シュールで愛らしいお話が満載だ。

1匹でも可愛い猫。だが多頭飼いをはじめると、一口に猫といってもその性格は非常に千差万別であることに改めて気付かされる。まるで人間のように、趣味嗜好も行動のクセも違う。そんな個性の差もまた愛らしい魅力だと、より猫が好きになってしまう人もきっと多いのだろう。

加えて、複数の猫たちと複数の人間たちの関係もまたいろいろと複雑で、そこもまた面白みが増すポイントだ。

元々猫派ということもあり、何かとトンシノコンビを構うのはやはり著者。夫はもともと犬派から猫派に転向したしたこともあり、猫たちへの愛は著者に比べればやや控えめ。

しかし、そこへ新たにやってきた預かり猫のたねお。先住の2匹と新たな関係が生まれるのはもちろんだが、まさか夫と大の仲良しに。

家へ来たばかりの時はまだ子猫で幼かった2匹も、気付けば人間でいう中年の歳に。平和だけど毎日話題に飽きない、2人の人間と3匹の猫の生活はまだまだこれからも続いていく。

文=ネゴト/ 曽我美なつめ

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