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材料3つで、理想のガラスボックス風ケースが完成! プチプラ花コーデVol.137

  • 2024.6.23
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プチプラ雑貨を使って、もっと暮らしと花を楽しんでみませんか? 100均などのプチプラ雑貨とフラワーアレンジを日々楽しむ、フラワーデザイナーの川守由利子さんに、旬のプチプラな手作りアイデアを教えていただきます。

花が映える! 最近、気になっていたガラスボックス

フラワーアレンジの世界でも、その時々でさまざまな流行を目にします。花の流行やデザインの流行…。最近よく見かけるのが、ガラスボックスを使ったアレンジです。

大きさや形はいろいろ。背が高いものや低いもの、長方形、正方形、六角形など。

このガラスボックスを使ったアレンジは、花がガラス越しにきれいに映ります。

透明なボックスケースは100均でも売られていて、金の縁や黒い縁のものなどがあり、とてもおしゃれです。高さがあまりないものはアクセサリー入れにもぴったり。

ボックスを100均で買うかどうか迷っているうちに、自分好みのものを作れたら…と、思うようになりました。そこでガラスボックスを、100均のアイテムで作ってみることにしました。

材料は3つ。透明の収納ケースにシート、トレー

ガラスボックスは、フォトフレームを何個か組み合わせて作ろうと、100均を見ていたら、こちらが目に入ってきました。

「重なる透明収納ケース(200円)」です。

重なる透明収納ケース

収納ケースはガラス製ではないのですが、これをリメイクしたら、簡単にガラスボックス風が作れそうです。ほかには、「貼るだけフローリングシート」と「木製カフェトレー」を購入しました。

私の中のビジョンでは、縁に木の雰囲気を出したかったので、貼るだけフローリングシートがイメージにぴったり。

収納ケースは外側のみを使うので、中に入っている引き出し部分は取り出しました。これは別の場所に使おうと思います。

重なる透明収納ケース

切って貼るだけ。10分で出来上がるほど簡単

ガラスボックス(風ですが…)作りをしていきます。

ガラスボックス風ケース

収納ケースは空いている部分を上にします。

まずは、カッターと定規、ペンを用意します。

ガラスボックス風ケース作り

フローリングシートを、5mmほどの幅でカット。これを数本用意します。

ガラスボックス風ケース作り

フローリングシートは少し厚みがあるので、カッターの刃を同じ場所に何度か走らせることでカットすることができました。

約5mm幅でカットしたフローリングシートを、収納ボックスに貼っていきます。

ガラスボックス風ケース作り

収納ボックスの縁の部分、上から下までシートを貼ったら余った部分はハサミでカット。

貼るだけフローリングシートは裏側がシール状になっているので、簡単に貼れるのが嬉しいですね。

ガラスボックス風ケース作り

両面テープを用意する手間が省けます。

次に、カットしたフローリングシートを収納ケースの縁の横と上部に貼っていきます。

ガラスボックス風ケース作り

木製カフェトレーを下に置くので、底部の縁には貼らないでおきました。

側面にも両サイドと上部に、シートを貼ります。

ガラスボックス風ケース作り

底部以外の縁すべてに、カットしたフローリングシートを貼ったら木製カフェトレーを用意。

ガラスボックス風ケース作り

その上に収納ケースをのせて、ガラスボックス風のケースの完成です。

ガラスボックス風ケース作り

アレンジの準備と、500円で買ったお得な束売り

花と吸水性スポンジを用意しました。

ガラスボックス風ケース作り

吸水性スポンジは、ボックスの中に入るように長方形のものにしました。

ガラスボックス風ケース作り

吸水性スポンジを厚さ1cmほどにカットして、吸水させておきます。

吸水させたら、ボックスの中に入れます。

ガラスボックス風ケース作り

花はこちらにしました。

ガラスボックス風ケース作り

近所の花屋さんで見つけた束売りで、中にはトリフォリウム(ツインキャンドル)とスターチスが入って500円でした。

花束

セロファンを外し、取り出してみたら、スプレータイプのツインキャンドルが5本にスターチスが1本入っていて、とてもお得! 1本あたり100円以下です。たくさん花が入っていると嬉しいですね。

野に咲くようにナチュラルに見せるポイント

ツインキャンドルを、短くカットしていきます。

ツインキャンドル

枝分かれしている部分で、花と葉に分けました。

ツインキャンドル

これを、ボックスにセットした吸水性スポンジに挿していきます。

ガラスボックス風ケース作り

まずは4本挿してみました。4本は、高い、低いと高低差をつけ、自然に咲いているような雰囲気を作ります。

ここで、注意したいポイントがあります。それは、吸水性スポンジに挿すときは、茎の部分を潰さないようにやさしく持つこと。茎が柔らかいので、注意しましょう。

ガラスボックス風ケース作り

上から見ると、こんな感じになりました。

ガラスボックス風ケース作り

花を足して、ツインキャンドルが多い部分、少ない部分、そして何もない空間を作ります。

ガラスボックス風ケース作り

ツインキャンドルの穂先はあちこちを向けて、ナチュラルさを演出しました。

スターチスも短くカットします。

スターチス

スターチスはツインキャンドルが目立つように、低めに加えます。

ガラスボックス風ケース作り

これで完成です。

吸水性スポンジは、今回はあえて隠さずにこのままにしてみました。

隠したい場合は、ダイソーで売られているインテリアモスなどを活用して、吸水性スポンジをカバーするのも手です。

インテリアモス

木の雰囲気が残るガラスボックス風の器作り。自分好みのものができたので、どんどん愛着が湧いていきそうです。今の花が枯れたら、ドライフラワーをアレンジしてもみようかなど、楽しみが広がります。

縁部分の装飾には、フローリングシートのほかに、100均のリメイクシートや金や黒のテープなどを活用してもいいですね。

今回の材料をご紹介

  • 重なる透明収納ケース… 200円*ダイソー
  • 貼るだけフローリングシート…100円*ダイソー
  • 木製カフェトレー…100円*ダイソー
  • 吸水性スポンジ…100円*ダイソー
  • 花-トリフォリウム(ツインキャンドル)、スターチス…500円

合計1,000円(税抜)。

ほかに、ハサミ、カッター、カッター台、定規、ボールペンを用意。

多肉植物やエアプランツを入れてテラリウムにも

今回作ったボックスは、テラリウムとしても使えそうです。小さな多肉植物の鉢やエアプランツなどを中に入れて楽しんでも、素敵なインテリアになりますね。

ガラスボックス風ケース作り

試しに、フェイクの多肉植物を入れてみました。いろいろな楽しみ方ができるから、作ってみてよかったです!

Credit
写真&文 / 川守由利子 - 『ブーケ・ドゥ(Bouquet Doux)』主宰。 -

かわもり・ゆりこ/花店勤務を経て、2006年に独立。『花時間』第6回フラワーアーティストオーディションに優勝し、現在、東京・自由が丘にて花教室を主宰している。アトリエ名は、“甘くやさしい花束”という意味の仏語から。その名のとおり、心なごみ笑顔になる、柔らかな印象のアレンジを中心に、雑誌やwebでも活躍中。手作りが得意で、プチプラ雑貨と“花”を組み合わせて楽しむアイデアを連載中。

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