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人気エディター・川口ゆかりの「ふたり暮らしのおしゃれレシピ」第85回「梅雨時期を楽しむ! アート体験」

  • 2024.6.22
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キャンプやスキーとアクティブなことも大好きですが、料理をしたり、お花を束ねたり…。ひとり黙々と何かをすることが好きなタイプ。幼少時代は外で元気に遊ぶより、室内で静かに絵を描くのが好きでした。

そんな私が大人になり、再びアートに目覚めたのはカリフォルニア政府観光局主催のイベントで日本初の “Paint & Sip” アートワインスタジオ『Artbar Tokyo』のレッスンに参加したこと。久しぶりに筆を持って描いてみたら…、ん?絵を描くのってこんなに楽しかったっけ!?と。それ以来、もうすっかり虜に。

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何がいいって、ひとつのことに集中して取り組むことで自律神経が整いますし、余計なことを考える暇もないからとってもストレスフリー。世界でひとつだけのアートが完成すれば、自己肯定感もアップ!といいことづくめ。子どもだけでなく、大人にもアート体験をおすすめしたいのはこういったプラス作用があるからなんです。

最高のプレイグラウンド!カリフォルニアがテーマ

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この日は“カリフォルニア”がテーマ。カリフォルニアといえば、ディズニーランドリゾートにユニバーサルスタジオハリウッド、ビーチに食と、行きたいところはぜんぶここにある!といっても過言ではないくらい、いま一番興味関心がある場所。

とはいえ、カリフォルニアを象徴するドラマチックな夕日やヤシの木って、初心者にはかなりハードルが高いのでは? 一瞬、ものすごく不安になりましたがインストラクターのMomoさんが要所要所アドバイスしてくださると知り、ホッ。画材やエプロンといった必要なものはすべて揃っているのもうれしいポイントです。

まずは、キャンパスにブルーの空を描く

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大人になると失敗しちゃダメなんだという思いからか、自分の感性を押し殺してしまいがちですが「見本に似せなければいけない」とか「上手に描かなければいけない」といったルールはご無用!

色が濃くなりすぎたら指で伸ばし、好きに描いていく。みんなでポンポン、くるくると唱えながら入道雲のかたまりを描いたのには、さすがにクスッと笑っちゃいました。

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日常の喧騒から離れ、無心になって作品をつくりあげていくアートは、ストレス解消&リラックス効果絶大!

半分描いたところでおやつタイム!

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ワインやノンアルコールドリンク片手にお菓子を食べて、参加者のみなさんとわいわいおしゃべり。こんな時間がまた楽しくて、ついつい食べ過ぎてしまう…。大好物のチーズおかきにテンションが上がったのはここだけの話♡

まさに十人十色。だからアートはおもしろい

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大胆に描く人がいれば、繊細に少しずつ色を足していく人。みんな違っていい。それぞれの個性を否定するのではなく、尊重しあえるのもいいですよね。

外枠ができたら、いよいよヤシの木の幹を描いていきます

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Monoさんいわく、左から右に向かって小さくなるように描くと立体的になるのだとか。幹を描き終えたら、同じ色で葉っぱのベースを描き、濃いブラウンで右側に幹の影をつけていく。こうすることでより臨場感が生まれるそう。仕上げにブラウンの葉っぱの上からグリーンの葉っぱを足せば、出来上がり。集中していたので、本当にあっという間の2時間でした。

最後に自分が描いたアート作品と記念撮影

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どうでしょう? 初心者にしてはそれっぽく見えるような…。右下にちゃっかりサインを加えたりして、まんざらでもない私。

ちなみに時間を忘れて何かに没頭している状態をフローと言い、フロー状態に入ると人はモチベーションを維持し、高パフォーマンスが期待できるのだそう。つまり、フロー状態になる頻度が多い人ほど幸福度が高い傾向があるとか。

毎日はっきりとしないお天気が続きますがそんな時こそ、室内でできるアート体験を。ブルーな日もハッピーに彩ることができますように。

*この記事は2024年6月22日のものです。

写真・構成/川口ゆかり

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