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“正しいトップ”はどっち…?「90°回すがポイント」とプロコーチが解説

  • 2024.6.22

プロコーチのモンゴです。アマチュアゴルファーの方々の悩みで多いのが「トップの位置(形)にいつも迷います…」というお悩みです。

トップの作り方に関しても、様々な情報が飛び交っていますので悩むのは仕方ありません。そこで、今回は再現性の高い正しいトップの作り方をレッスンしていきます。

「正しいトップ」はどう作ればいい?

僕は常にレッスンでもYouTubeの動画でもコースで結果が出るように「再現性を高める」ことについて話をよくしています。

では、正しいトップの再現性を高めるにはどうすればいいのか。

まずは『90°』を求めることです。

具体的にお伝えすると、『アドレスからトップまで両肩を元の位置から90°回す』です。

なぜ『90°』が必要なのか?もう少し詳しく解説します。

トップまで『90°』回せないと、飛距離アップと方向性の両立には絶対に欠かせない、捻転差が作れないからです。

そのためには前回のテークバックでの『一体感』が重要になってきます。

一体感のある正しいテークバックをして、クラブヘッドが腰の高さまでくると、この時点で両肩は80°前後は回せているはずです。

プロや上級者、ゴルフを始めて短期間で上手くなる方は、いわゆる『ビジネスゾーン』と言われるクラブヘッドが腰から腰の振り幅の基本練習で、この一体感も大切にしながら練習をするので、小さな振り幅でもスイング軸が形成されていきます。

早く上手くなりたい人ほど、フルショット(マン振り)の練習が多くなりがちですよね?(若い頃の僕もそうでした)

そこで僕の大師匠Tプロから頂いた言葉をご紹介します。

「小さいスイングがちゃんと出来ないで、なんでフルショットばかりやるんだ?」

めちゃくちゃ心に刺さりまくりましたが、これを機にミート率が向上してきました。

それでは『90°』を作る時の注意すべきポイントですが主に2つあります。

①手だけでバックスイングをしない

②左肩が上がらないようにする

このよく出るエラーの2つを知ることで、再現性の高いトップが早く正しく確実に作れるようになります。

それでは次の『両腕の正しい動き』を再確認することについて話をしていきます。

正しいトップを作る時に外せないポイントの2つ目としては、両腕の正しい動きなのですが、ここを間違えてしまい正しいトップを作れない方も多くいます。

正解を先にお伝えすると『両腕は縦に動かす』です。

この動きを覚えるドリルでオススメなのは、僕の動画でもお伝えしている『肩トンドリル』です。

簡単にやり方をお伝えすると

1.通常のアドレスを取ります

2.手を使って良いのでシャフトで右肩を

トンと叩きます

3.そして切り返してシャフトで左肩を

トンと叩きます

4.ゆっくりで良いので連続でトントン

してみてください

5.可能ならボールを打ちます

両手首と両肘が縦に動かせれば、スイング中でも簡単にトントンできるはずです。

そして打てそうなら、軽く打ってみてください。意外なほど良い球が出たりすると思いますので楽しみながらやってみてくださいね。

それではここでの注意すべきポイントですが、掌屈や背屈やヒンジや引いて引くなど流行りの言葉に囚われ過ぎてしまうと、横の動きが強くなってしまうことを知っておいてください。

この横の動きになると、肩を回さなくても回せている風味が強く出ます。

こうなると本末転倒です。

基本である正しいトップを作る時も、いくつかの基準を知って1つずつ取り組んで頂ければ、確実にゴルフ上達はできますので、急がば回れの気持ちで次の練習で楽しみながら試してみてください。

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