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自販機の硬貨投入口が、縦横の2種類ある理由とは?

  • 2024.6.22
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子どもとの会話のなかで、楽しみながら“知恵”を伝えていけたら嬉しいですよね。

書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(KADOKAWA)には、“子どもに話したくなる”うんちくがたっぷり収録されています。

好奇心を刺激するような「教育系雑学」。

その中から厳選してご紹介します!

外出先でよくお世話になる

気軽に飲み物が買える自動販売機。

意識しないとなかなか気が付きませんが、コインの投入口は縦横の2種類あるんです。

どんな理由があるのでしょうか?

正解は……

内部のスペースの広さを重視するか、販売のスピードを優先するかによって縦横が決められているそうです!

自販機の硬貨投入口が縦横2種類あるのはなぜ?

ちまたにあふれる自動販売機の硬貨投入口に、縦と横の2種類あることをご存じだろうか。

街角で見かけるジュースなどの販売機は、投入口が横型のものが多く、駅の切符券売機は縦型のものがほとんどだ。

なぜそんな違いがあるのかといえば、内部のスペースの広さを重視するか、販売のスピードを優先するかによって縦横が決められているからだ。

横型の投入口から硬貨を入れると、硬貨は投入口と内部の硬貨識別装置をつなぐ板を滑るように落ちていく。

そのため、識別装置に落ちるまで多少時間がかかる。

しかし、識別装置自体の体積は小さくてすむため、販売機内のスペースに余裕を持たせることができるのだ。

一方、縦型の投入口の場合は、硬貨を連続して入れやすく、投入した硬貨は転がりながら識別装置に到達するため、投入から販売までの時間を短縮できる。

ただし、識別装置は大きくする必要があり、内部スペースは必然的に狭くなる。

少しでも多くの商品をストックしておきたいジュースの販売機と、発券までの時間を1秒でも短縮したい切符の発券機。

そのニーズによって、投入口の縦横は選択されているのだ。

https://www.kadokawa.co.jp/product/321712000656/

出典:『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』(多湖輝監修/KADOKAWA)

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