1. トップ
  2. スキンケア
  3. 血行促進がカギ! 髪・眉・まつ毛を健やかに保つマッサージ

血行促進がカギ! 髪・眉・まつ毛を健やかに保つマッサージ

  • 2024.6.22
  • 130 views

「更年期をきっかけに気になるようになった」という声が多い、毛の悩み。
髪のみならず、眉やまつ毛の量も変化しているような……。
そこで、気になる薄毛の原因と解決法を専門家と一緒に考えます。

教えてくれたのは・・・
松倉クリニック表参道
田路めぐみさん
形成外科医、日本抗加齢医学会専門医。生活習慣や栄養指導など総合的な視点から育毛治療を行う。著書に『東大医師が教える最強の育毛革命』(集英社)。
https://www.matsukura-clinic.com

髪は、頭皮の血行を促す簡単マッサージを!

適度な刺激とリラックス効果で、めぐりをアップ

体の中で一番高い位置にある頭は、栄養状態やケアが悪いと、酸素や新たな栄養が届きづらい。
「頭皮の血液やリンパの流れが滞っていると、髪のもととなる毛母細胞に栄養やホルモンが届きにくく、反対に老廃物はたまりがち。これでは健やかな髪の成長は難しいです。
マッサージで頭皮の血行を促しましょう。ポイントは、大きな動脈の部分。近くに静脈やリンパも通っているため、こりがほぐれてリラックスでき、睡眠の質が向上して、成長ホルモンの分泌にもつながります」

血流アップマッサージ

1. 耳の前にある太い動脈を刺激

手のひらのつけ根のふくらみ部分を耳の前に当て、軽く圧をかけながら頭皮全体を上に持ち上げる。

2. 前から後ろへ頭皮をずらす

親指から小指までの5本の指の腹で頭皮をつかみ、持ち上げながら前から後ろへずらす。

3. ぼんのくぼをゆっくり押す

指の腹で、ぼんのくぼ(首のつけねにあるくぼみ)を押す。
頭皮のこりを解消する効果も。

4. 耳の後ろから鎖骨へ流す

耳たぶの後ろのくぼみを指の腹で押してから、軽く圧をかけて鎖骨までなぞる。
老廃物を流すイメージで。

血行サポートに!

炭酸パウダーを同シリーズのシャンプーと混ぜることで、炭酸シャンプーに。

メルト モイストシャンプー 480mL ¥1,760(編集部調べ)、メルト クリーミーメルトフォーム 1.0g×12包¥2,200(編集部調べ)/花王

ザクロ酵素の摂取で頭皮の毛細血管数が1.49倍増、血流UPも確認されている。

若榴da檸檬 500mL ¥5,900/言歩木

眉・まつ毛は、目まわりの血行促進がポイント!

強い力はシワのもと。やさしく押すだけで十分

眉やまつ毛は、顔の血流やそれに沿って流れるリンパの影響を受けやすい部分。目まわりのめぐりを良くし、老廃物の排出を促すことが大事。

「目が疲れたときに、押すと気持ちいい箇所がありますよね。そこが血流やリンパが滞っているところ。こすらず、やさしくほぐしましょう」

特にまつ毛の場合、眼精疲労もボリュームダウンの一因に。

「デスクワークが長時間続くようなら、合間に遠くを見たり目を閉じたりして疲れを癒やして」

血流アップマッサージ

1. こり固まっている眉の上をほぐす

中指と薬指の腹で、眉のすぐ上を押す。眉頭の上・真ん中・眉尻の順番でやさしく。

2. 鬱血しやすい目の下を押す

中指と薬指の腹で、目頭の下・黒目の下・目尻の下の順番にやさしくプッシュ。

3. 眉頭の下をイタ気持ちよく刺激

眉頭の下のくぼみをゆっくり押す。
机にひじをつき、頭の重みを指に預けるとやりやすい。

4. 鎖骨まで流してフィニッシュ

人差し指から小指まで指全体を使って、耳の後ろから首筋を通り、鎖骨までなでおろす。

【NG!】皮膚はひっぱらないこと!

目元の皮膚はデリケート。
ひっぱったり力を入れすぎると、シワやたるみの原因に。

SHOPLIST
言歩木 0120-850-396
花王 生活者コミュニケーションセンター消費者相談室 0120-165-692

photograph:Hidehiro Yamada, Yumi Furuya[SORANE] illustration: Hitomi Hasegawa text: Chieko Takahashi

大人のおしゃれ手帖2024年6月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事の監修者

形成外科医、日本抗加齢 医学会専門医 田路めぐみ

田路めぐみ

松倉クリニック表参道 形成外科医、日本抗加齢医学会専門医。生活習慣や栄養指導など総合的な視点から育毛治療を行う。著書に『東大医師が教える最強の育毛革命』(集英社)。

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる