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元セレブ妻が語る残念成金男性の実態1:「金持ち喧嘩せず」を曲解

  • 2024.6.21
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セレブ婚に憧れて結婚まで至っても、さまざまな事情によって離婚を選択したレディも存在します。付き合っているときには特別な問題を感じなくても、夫婦になって生活をともにしていくにつれて、違和感が大きくなってくる例は決して少なくありません。レディたちが仮名を条件にこっそり語ってくれた残念すぎる成金男性の実態を、元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが3回に分けてご紹介します。

「金持ち喧嘩せず」を曲解しすぎていた残念夫

25歳のときに10歳年上の経営者男性と結婚し、1女に恵まれた優奈さん(仮名)。しかし夫のある性格が理由で夫婦間に溝が走り、結婚7年目で離婚を選択しました。

「元夫は、もともと裕福ではない家の出身で、自分で事業をおこして成功した人でした。付き合っているときにはそんな夫のバイタリティのある雰囲気に惹かれていて、プロポーズをされたときには、玉の輿かも♡と嬉しかったのですが、結婚をしてみて彼の残念すぎる一面に幻滅が止まりませんでした」

それは「金持ち喧嘩せず」をモットーとする夫の日頃の生活能力の低さだったとのこと。

「夫は誰にでもいい顔をして、明らかに相手が不純な動機でウチからお金を払わせようとしている話にでも、とりあえず乗っかるんです。例えば家のリフォームを検討したときには、夫が“知り合いの業者がいるから”と、その人に頼んだのですが、工事は雑だし不備も多くて、仕上がりがかなりひどかったんです。私は『こんな工事に正規の値段は払えない!しかもきちんと使えるようになおしてもらいたい!』と夫に主張したのですが、夫は『知り合いだから、言えない』の一点張りで、結局、お金だけ取られて泣き寝入り。他にも似たような出来事がたくさんあって、夫はすぐに『知り合いだから』といろんな人に頼むのですが、まともに満足いく結果になった試しがありませんでした」

そんな夫の姿を見て「生活能力が低すぎる。この人といたら、バカを見るだけだ」と感じてしまったという優奈さんは、結局、夫への気持ちがどんどん冷めていってしまい、共同生活を送るのも苦痛になってしまったそうです。

「『金持ち喧嘩せず』は、ある意味で正しい言葉だとは思いますが、相手が明らかにナメてきていたり、きちんと仕事をしない人だったりしたときには、言うべきことは言わないと、ただの泣き寝入りになってしまいます。しかも夫の事業だって、そうやって周りに気を遣っていても、業績にはかなり波があり、周りに気を使いすぎて八方美人になっていても、いい結果を生んでいるとは全く思えませんでした」

最後に優奈さんは、夫のこういうスタンスについては、コンプレックスが関係しているのではないかと、疑問を投げかけていました。

「あまり言いたくありませんが、元夫は生活がかなり派手で、いわゆる成金系だったので、そういうコンプレックスのせいで、周りに強く言えなかったのかもしれないですね」

一代で財を築き、成功者になるには大きな苦労と努力が伴うのは確か。しかし結婚したあとに妻や子どもに対しても、不必要な我慢を強いる日常になれば、妻は耐えられなくなって離婚を考え始めても無理はないのかもしれません。

書いたのは

出典: 美人百花.com

並木まき。元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)。20代から魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を生かし、美容や恋愛に関するコラムを女性誌を中心としたさまざまな媒体に寄稿。

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