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【ロピア】東北進出でも、老舗【ウジエスーパー】が「勝ち」といえるワケ

  • 2024.6.21
【ロピア】仙台で好調でも、地元ローカル【ウジエスーパー】が「勝ち」といえるワケの画像1
ウジエスーパー外観(写真:サイゾーウーマン)

宮城県のスーパーマーケット「ウジエスーパー」。地域の住民に愛されており、3月24日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)のご当地スーパーSPでも取り上げられました。今回はその魅力を探るべく、店舗へ行ってきました!

※価格やメニューは2024年6月19日時点の情報です。
※価格はすべて税込み
※店舗によって取り扱いメニューが異なります。

目次

・【ウジエスーパー】とは?
・【ウジエスーパー】行ってみた
・【ウジエスーパー】人気のお弁当3品を実食!

【ウジエスーパー】とは?

宮城県内に32店舗を展開するスーパーマーケット「ウジエスーパー」。創業75周年を迎える県内屈指の老舗企業で、 3月24日放送の『坂上&指原のつぶれない店』(TBS系)のご当地スーパーSPでも取り上げられました。

「食を通して社会貢献する」がコンセプトで、東日本大震災の際には、いち早く移動販売を行ったそう。ウジエスーパーの人気商品は、お惣菜やお弁当。「お弁当お惣菜大賞」で受賞歴多数の商品を輩出しています。

一方で宮城県といえば、23年8月にJR仙台駅前にディスカウントスーパー「ロピア」がオープン。月間の来店客数は20万人を超えると好調ぶりが報じられ、今後、東北で出店規模を増やすと報じられています。

ロピアはウジエスーパーを脅かす存在になるのか? ウジエスーパーならではの魅力を探りに行ってきました。

【ウジエスーパー】行ってみた

ウジエスーパーの店内には、至るところに商品紹介のポップがあります。まるでドンキホーテの店内を思わせるようなビジュアルです。

同店のバイヤーがチョイスしたおすすめの商品も「バイヤーの一品」と紹介されていると、なんだか購買意欲が高まりますよね。

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ドンキのようなインパクト強めのポップ(写真:サイゾーウーマン)

この日は「ゾロ目市」というのが開催されていて、一律88円(税込95円)で長崎産「あじ開き干し」、米国産「メバル西京漬け」などを販売。

ほかにも、特売商品をお知らせする「月間たまげた値」「期間限定びっくら値」という言葉もポップに見られました。小岩井のカフェラテ106円(税込、以下同)、ヤクルトのY10006本パックが972円となっています。

ウジエスーパーはお惣菜に力を入れており、全国スーパーマーケット協会主催のお弁当お惣菜大賞で2年連続4回目の最優秀賞を受賞、9年連続で入賞しています。

宮城県産ブランド銀鮭を使用した「伊達なはらこ飯」、「ウジエかだっぱり(宮城県の方言で「頑固」という意味)卵のカツ丼」など、お惣菜のネーミングにもこだわりが感じられます。目を惹かれる商品名ですね。

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「大ヒット御礼中」のお弁当(写真:サイゾーウーマン)

インパクト大な見た目の巨大おにぎり「YOSHI玉」もありました。鶏飯やはらこ飯(宮城名物の郷土料理で焼鮭といくらがトッピングされたご飯)などがあり、大人の握り拳以上のビッグサイズです。

宮城の定番メニュー「麻婆焼きそば」が人気

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かなり強めに売り出してます(写真:サイゾーウーマン)

さらに発売から1年で25万パックを突破したという「麻婆焼きそば」も。

あまりなじみのない人が多いであろう麻婆焼きそばですが、宮城県では中華料理店などで提供されている定番メニューです。

こちらは全国のスーパーで販売される弁当や惣菜の中から優秀な商品を選ぶ審査会「お弁当お惣菜大賞2023」の麺部門で最優秀賞に輝いたという実績あり!

【ウジエスーパー】人気のお弁当を実食!

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人気の惣菜3種(写真:サイゾーウーマン)

今回はたくさんあるお惣菜の中から「仙台名物 麻婆焼きそば」、「YOSHI玉」の鶏飯、「伊達なはらこ飯」を購入。夕方に訪れたところ、割引シールが貼られており、通常よりも安く購入できました。

「仙台名物 麻婆焼きそば」山椒の香り&ほどよい辛さ

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中華料理店に負けないクオリティ(写真:サイゾーウーマン)

まずは「仙台名物 麻婆焼きそば」から実食。電子レンジで温めてからいただきました。

山椒の香りがほんのり感じられる大人の味で、ちょうど良い辛さです。麻婆豆腐が麺とよく絡み、スーパーのお惣菜とは思えない本格的な味わい! 中華料理店で提供される麻婆焼きそばに負けないおいしさです。

「伊達なはらこ飯」冷めてもおいしい

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冷めた状態でもおいしく食べられるのがうれしい(写真:サイゾーウーマン)

「伊達なはらこ飯」はいくらが入っているので、レンジアップせずに食べました。

薄めのしょうゆ味のご飯と塩気のある焼鮭、プチプチのいくらが相性抜群です。はらこ飯は温かいご飯の上に焼鮭といくらをのせて食べるメニューですが、こちらは冷めていてもおいしい!

スーパーのお惣菜はできたてを購入する人ばかりではありませんが、それをしっかり考えた上で味付けされているようです。

「YOSHI玉」とにかくボリューミー

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「YOSHI玉」の断面図(写真:サイゾーウーマン)

そしてご飯と具材を一緒に握った巨大おにぎり「YOSHI玉」は、とにかくボリューム満点です。

ご飯も具材も多めで、これひとつで一食済ませることができるほど。甘辛いタレがかかった鶏肉と、しょうゆ味のご飯の組み合わせはおいしくないはずがありません。大人はもちろん、育ち盛りの子どもも喜びそうですね。お弁当として活用するのもよさそうです。

お弁当・お惣菜大賞を受賞しているだけあって、どれも間違いないおいしさだったウジエスーパーのお惣菜。近くに店舗がある人がうらやましくなるほどのクオリティでした!

仙台で好調のロピアも惣菜が話題を集めることが多いですが、味の面なら受賞歴多数のウジエスーパーの勝ちといえそうです!

田口るい(ライター)
HIPOHOP系音楽誌の編集部勤務を経て、フリーランスとしてエンタメ系やカルチャー系の記事を執筆。推しはSixTONESのジェシー。

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