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【畳がボロボロ】ささくれ対策と簡単な補修方法を解説 上敷きはOK?賃貸は?

  • 2024.6.21

足に刺さる!畳の表面がささくれやボロボロになる原因

イエコレクション iecolle

畳にささくれができたりボロボロになる原因の多くは経年劣化。
どんなに大切に使っていても、使い続けるうちに表面が劣化し、ささくれができやすくなってしまいます。
紫外線が当たることやカビの発生なども、畳の劣化を早める原因となるため注意が必要。
また、家具の移動などで畳の表面が擦れて傷むことも原因の1つです。

畳のささくれの直し方・補修方法

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畳にささくれができた場合も、小さなものであれば簡単な作業で補修が可能。
ここからは畳のささくれの直し方・補修方法を紹介します。

事前に畳を掃除する

補修作業をする前に、まずは畳の表面をきれいに掃除しておきます。
畳の目に沿って掃除機をかけ、雑巾で乾拭きして表面のホコリやチリをしっかり除去します。
乾拭きした後は、立ったい草を目に馴染ませるように寝かせておきましょう。

ささくれをハサミで切る

畳をきれいな状態にしたら、表面から飛び出しているささくれをハサミでカットします。
カットするときは先の細いハサミを使い、ハサミを寝かせるようにして根元からカットするのがポイントです。

木工用ボンドや透明のマニキュアを塗る

ささくれができている部分に木工用ボンドを塗ります。
ボンドを塗るときはつまようじや綿棒などを使うとうまく塗れます。
木工用ボンドがない場合は、透明マニキュアでも代用可能。
畳を補修するための商品もあるので、手軽に補修できるグッズを使用しても良いでしょう。

乾く前に布で馴染ませる

木工用ボンドや透明マニキュアを塗り終わったら、乾く前に布で押さえて馴染ませましょう。
完全に乾いて固まったら補修完了です。

劣化のひどいボロボロの畳はどうする?

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畳が劣化してボロボロになってしまうと、自分で補修するのは困難。
ここで畳が補修できないほどボロボロになってしまった場合の対処法を紹介します。

畳専門店に表替えや裏返しを依頼

補修するのが難しいほどボロボロになってしまった畳でも、表替えや裏返しで対応できる場合があります。
表替えや裏返しを行うことで、新しい畳を購入することなくきれいな状態にできます。
自分で行うのは難しい作業なので、表替え・裏返しは畳専門店に依頼しましょう。

畳を新調する 賃貸の場合は負担は誰かも確認

裏返しや表替えで対応できない場合は、畳を新調することになります。
とはいえ畳は高額なため、費用面で不安がある人も多いでしょう。
賃貸の場合、経年劣化が原因であれば大家や管理会社が負担してくれるケースが一般的。
ただし中には自己負担となる場合もあるので、賃貸なら誰が費用を負担するのか確認しておきましょう。

上敷きやマットを敷く

なるべく費用を抑えて手軽に対処したい人には、上敷きやマットを敷くのがおすすめ。
畳の上に上敷きを敷くことで、ボロボロになった畳をきれいに隠せます。
まずは掃除機で表面のホコリを取り除き、ウェットシートなどで拭いて乾燥させます。
ダニやカビを防止するため、防虫・防ダニ・防カビシートを敷いておきましょう。
畳の上にシートを敷き詰めたら、上敷きを敷きます。
ズレないように上敷鋲でしっかり固定すれば作業完了です。

畳に上敷きやマットを敷く時の注意点

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畳に上敷きやマットを敷くことで、日焼けや汚れを防止できるというメリットもあります。
ボロボロの畳を隠すだけでなく、新しい畳の保護にも役立ちます。
ただし上敷きやマットを敷いていると、カビやダニが発生しやすいというデメリットも。
通気性の良いもの選んだりこまめに掃除・換気をしたりと、対策も考えましょう。

畳のささくれを防止する対策

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ここからは畳のささくれを防止する対策を紹介。
畳にささくれを作らず、長く使うためのポイントについて解説します。

畳の目に沿って掃除をする

掃除機がけや拭き掃除をする時は、畳の目に沿って掃除をすることが大切。
畳の目に逆らって掃除をすると畳を傷つけてしまうこともあるので、畳の目に沿って丁寧に掃除するよう心がけましょう。

畳の上に家具を直接置かない

畳の上に家具など重いものを直接置くと、へこみや擦れの原因となりささくれができやすくなってしまいます。
そのため畳の上に重い家具などを直置きするのは避けるのがベター。
どうしても畳の上に家具を置きたい場合は、畳に負担がかからないよう敷物を敷いておきましょう。

米ぬかを塗る

畳に米ぬかを塗ってケアするのも効果的。
米ぬかに含まれる油分によって畳を保護し、ささくれができるのを防止します。
また、米ぬかにはワックスのような効果があるため、畳にツヤを与えて汚れにくくするというメリットもあります。

畳の水分を保つ

畳の水分を適度に保つことも大切。
新しいうちは一定量の水分を含んでいる畳ですが、数年経過すると水分が失われ、ささくれができやすくなってしまいます。
畳を乾燥から守るため、固く絞った雑巾で拭いて水分を保つようにしましょう。

定期的な畳干しをする

畳は湿気に弱く、劣化の原因にもなるカビやダニが発生しやすい素材です。
湿気によるカビ・ダニ対策には、定期的に畳干しするのが効果的。
畳干しをして溜まった湿気を放出することで、カビやダニの発生を抑えられます。

まとめ

足に刺さる畳のささくれは、簡単な作業で補修が可能。
補修できないボロボロの畳は、表替えや裏返し、新畳など、状態に合わせて対処しましょう。
畳の上に上敷きやマットを敷くのもおすすめの方法。
上敷き・マットを敷くことでボロボロの畳をカバーでき、部屋の雰囲気も変えられます。
ささくれの防止対策も参考にして、大切な畳を長く使えるよう心がけましょう。

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