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【北海道厚沢部町】こどもが主役の暮らしを家族で体験!保育園留学できるログハウス2棟が完成

  • 2024.6.21
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ログハウスの「BESS(ベス)」を主宰するアールシーコアと、1~2週間家族で地域に滞在するこども主役の暮らし体験「保育園留学」を展開するキッチハイクが、北海道厚沢部町で共同プロデュースした、「保育園留学の寮」が完成!6月2日(日)より営業をスタートした。

オープンに先立ち、5月31日(金)には、厚沢部町長・佐藤正秀氏や、寮のアイデアを一緒に考えた認定こども園はぜるの園児も参加した、オープニング式典が開催された。

地方の保育園に通いながら家族で地域に滞在

保育園留学とは、1~2週間ほどの期間、都市のこどもが地方の保育園に通いながら家族で地域に滞在できる「暮らし体験」のこと。北海道厚沢部町・認定こども園はぜるの保育園留学は、年間約150組が滞在、リピート希望率95%以上と大きな反響を受けており、家族のニーズの高さが顕在化している(2023年度 実績)。

そこで、留学家族専用の住まい「保育園留学の寮」を新たに建築。都市と大人に合わせた自宅とは違い、未就学児に合わせた住環境を整えており、住まいとセットでの留学体験を充実させる。

こどもの創造性と大人の常識をはばたかせる家

完成した「保育園留学の寮」は2棟のログハウスで、都市生活では味わえない「こどもの創造性と大人の常識をはばたかせる家」というコンセプトで設計。

未就学児の利用に特化し、こどもサイズの洗面台設置や、

設計・安全面、絵本の選定を保育士が監修するなど、「こども主義」にこだわった家となっている。

さらに、毎日の登園に欠かせない体温計やこども爪切り、おむつグッズや登園用のかばんなど留学に必要なアイテム、乳児用の授乳用クッションや細かなベビー用品など、かさばるこども用品を持ってくる必要なく、より留学を楽しめる備品が用意されているのも嬉しい。

寮則・設計原則KIDS

また、制限が多く大人重視の都市生活とは異なり、「保育園留学の寮」では、こども主義の設計と過ごし方を提案。

こども目線・こどもスケールを重視したK「Kids First/こども主義」、2週間の滞在に振り切る・幼児向けに振り切るI「In the Moment/今を生きる」、ダメと言わなくていいような設計・配慮がなされているD「Don’t say No/ダメ禁止」、空間・遊び方・過ごし方を制限/限定せず、創造性を解き放つS「Sandbox Style/砂場思考」という、設計の価値基準と、実際の暮らし方として寮則「KIDS」を定めている。

「とうきびの家」と「アスパラの家」

建物は、2023年にBESSの商品シリーズとして発売した平小屋「栖(すみか)ログ」。今回は特別にさらに仕切りをなくし、より広く遊べて、親子が安心して気配を感じ合える空間に変更したほか、

家の中の空中渡り廊下や、

隠れ家のようなロフトを設置して、こどもの創造性を引き出してくれる。

ログハウスのカラーリングは、厚沢部町の名産品にちなんだ「とうきびの家」と、

「アスパラの家」として設定。内装もそれに準じたカラー設計となっている。

ダイニングテーブルには、厚沢部町内「鈴木木材」による地元木材を使った大きなテーブルを採用。おもちゃとして、厚沢部発祥のメークイン型の厚沢部産の木材を使用した積み木「POTATOY(ポテトイ)」を導入した、地域に根ざした内装にも注目だ。

9月中旬までの募集枠は満枠

「保育園留学の寮」では、6月2日(日)から留学家族の受け入れを開始しており、すでに、9月中旬までの募集枠は満枠とのこと。金額は、大人2名・こども1名の2週間滞在プランが331,300円(税込)〜で、最大5名まで滞在することができる。

現在、同敷地内に追加で2棟の建設がスタートしており、2025年春からのオープンを予定しているという。

宿泊施設は非日常体験がたっぷり味わえ、特別な思い出を家族と共有できる「保育園留学の寮」を利用してみては。

■とうきびの家・アスパラの家 住所:北海道檜山郡厚沢部町上里92-1 宿泊プラン詳細:https://hoikuen-ryugaku.com/assabu

BESS HP:https://www.bess.jp

※保育園留学は、株式会社キッチハイクの登録商標です。

(佐藤ゆり)

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