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エディターが偏愛Tを語る! 夏を彩る相棒Tシャツ。【前編】

  • 2024.6.21

「Tシャツってどんな基準で選んでる?」フィガロジャポン編集部で始まったこの会話をきっかけに、編集部Tシャツ座談会を開催。私物のスタメンTシャツを持ち寄って、その推しポイントをTVショッピングさながら本気でプレゼンテーション! 「いますぐ買いたい!」の声が飛び交った座談会の様子を前編・後編でご紹介。

チープ&シックな隠れた名品、コストコのパックT。(フィガロJP編集長 AKI IGARASHI)

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この3年ぐらい毎年リピート買いしているのが、コストコのオリジナルブランド、カークランド(KIRKLAND)のメンズのパックTシャツ。6枚入りで計3,500円、1枚あたり約500円の"ワンコインTシャツ"です。地厚でタフな素材なのでガシガシ洗ってもヨレにくく、下着も透けにくいので、子どもたちとの外出時でも安心。好きすぎてS〜Lまでさまざまなサイズを試しているのですが、個人的にはMがいちばん使いやすい。サイズは3XLまであり夫はXLを愛用中です。6枚入りなので、多少のシミや汚れも気にせずに生活できるのが嬉しい。なんならTシャツ姿でナポリタンだって食べられちゃう......!ちなみに汚れてしまったTシャツは、子どもたちのお絵描き用キャンバスにしてリサイクルしています。

編集部メンバーのつぶやき。

TASHIRO

いまの話だけで買いたくなった。1パック買って、パートナーや友人とシェアするのもいいね。

 

KOBAYASHI

そのシェアを私としてほしい! 首の詰まり具合も絶妙でデイリーユースしやすそう。

 

MARON

品よく着られるTシャツがコストコプライスなんて! サイズが3XLまであるのも嬉しい。

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もう1枚、100年以上綿紡績にたずさわってきた近藤紡績所のオリジナルブランド、ワタノママ(watanomama)のTシャツも愛用。名前の通り、糸を紡がずに綿のまま編んでいるので、触り心地がふわふわで本当に気持ちいい!Tシャツこそ素材にこだわりたいので、このやさしい素材感が堪りません。

AKI IGARASHI

フィガロJP編集長。3歳と5歳の母。恐竜の名前はやたら覚えてきたが、「このお花なに?」と聞かれて即答できるように、植物図鑑を見ながら花の名前を改めてきちんと覚えたいと思っています。パックTを着て出かけたい場所は、浅瀬の河原!濡れても何枚も替えがあるので安心。

タイでWWAのTシャツをジャケ買い。(フィガロジャポン副編集長 SACHIKO TASHIRO)

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フィガロジャポン7月号のタイ出張の際に、WWAとセレクトショップChooselessが手がける古着屋で買った『最後の晩餐』のモチーフTシャツ。いま、タイの古着が盛り上がっていて、WWAは買い付けた古着や、タイの制服やユニフォームのシャツに、オリジナルのタグを付けてカスタマイズして売っているんです。こちらのTシャツのボディはギルダンで、サイズは2XLと大きめ。ただ、ヴィンテージのプリントTシャツを買う際に、サイズを見ることはほぼなく、そこを気にすることはありません。このTシャツは、プリントのデザインやテーブルの上にタグが乗っているセンスも最高です。普段からサイズ感や素材感などはあまり重視せず、インスピレーションで買う派です。海外の旅先で買いがちなキーホルダーやマグネット感覚に近いかもしれません。

編集部メンバーのつぶやき。

IGARASHI

このTシャツを着るたびに旅の思い出が蘇りそうで素敵だね。

 

KOBAYASHI

素材やサイズではなくデザインを含めた直感で選ぶという考え方もアリ!

 

MARON

「これどこのですか?」って言いたくなるTシャツですね。

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CYAN vintage&usedで約2万8000円で購入。

下北沢の古着屋、CYAN vintage&usedで最近買ったTシャツもお気に入り。アメリカのアトランティックビーチで1996年に行われたパジャマパーティーのTシャツで、イベントに参加したフードトラックの店舗がプリントされているもの。シモーン・ロシャの赤いチュールのスカートを裾からチラ見せして、きれいめのサンダルを履くとバランスよく着こなせそう!

SACHIKO TASHIRO

フィガロジャポン副編集長。プライベートでは下の子がもうすぐ4歳になるのでそろそろ自分の時間が欲しいし、週に一回は呑みに出歩きたいと思っている。このTシャツを着て出かけたい場所は、夏休みに行く沖縄。

素材とディテールが秀逸なヘインズのビーフィー。(フィガロJPエディター KOBAYASHI)

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Tシャツ選びの基準は、ベーシックで無地、お財布に優しいこと。毎年、ヘインズ、コス、ユニクロは必ずチェックして、新しい1枚を手に入れています。こだわるポイントは、首回りのリブがしっかりあること、首元が詰まっていること、厚手の生地であること。Tシャツは無骨にメンズっぽく着たいので薄手の生地は選びません(きっぱり)。特にヘビーウェイトTの代名詞、ヘインズのビーフィーTシャツ(1枚約1,850円)は、丈夫で洗うほどこなれていく生地が好き。冬にはニットのインナーとして首元からチラッと覗かせたいので、リブの高さがあることも重要なんです。ずっと白か黒の無地Tで過ごしてきましたが、今年は淡いピンクが気分です!

編集部メンバーのつぶやき。

IGARASHI

ビーフィーはロンTも使えて、私も冬はSサイズをインナーにしています。

 

MARON

生地がしっかりしているので、気にせず洗えて重宝しそう!

 

TASHIRO

お手頃プライスが素敵!みんなそれぞれマイベーシックTシャツを持っていておもしろいね!

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40代になってからは、密かに気になる部分の体型カバーもできるサイズやディテールが重宝しています。今年手に入れたコスのTシャツがまさにそれで、二の腕をカバーしてくれる袖が肘まであるオーバーサイズのドロップショルダー。ユニクロではメンズのSサイズをゲット。自分の顔の系統的にきれいめなものを選ぶとコンサバっぽくなりすぎてしまうので、カジュアルダウンできるスポーティなものやメンズライクなTシャツを選んでバランスをとるようにしています。

TERUMI KOBAYASHI

フィガロJP編集部のエディター。怠け心が続いて、自分史上最高の体重になってしまったので、今年は健康的に痩せたい!もう少し暖かくなったら登山も再開予定。Tシャツって毎年着てるのに飽きることがないから不思議。ついつい仕事でもOKなクリーンな白Tを選びがち。

会話が生まれるクラシックグリップのパロディTシャツ。(フィガロジャポン編集部 MARON)

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これは古着屋さんで見つけたカナダのモントリオールのスケーターブランド、クラシックグリップ(CLASSIC GRIP)のドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のパロディTシャツ(XLサイズ)です。『セックス・アンド・ザ・シティ』は、繰り返し何度も見るくらい大好きで私のバイブル! このパロディTも、ベーシックな黒地に蛍光ピンクの派手色のグラフィックが入っているのが好みで即決でした。Tシャツは、クスッと笑えるようなポイントがあるものを買うことが多いです。編集部でも「それどこの?」って聞かれることが多くて、会話のきっかけにもなることが。突っ込んでもらえると「来たー!」って嬉しくなります(笑)。

編集部メンバーのつぶやき。

TASHIRO

フィガロ部員からラブコールを集めるマロンのモテTシャツだね。スケーターブランドっていうところもいい。

 

KOBAYASHI

このTシャツ、私も欲しいし着たい! マロンちゃんっていつもいい匂いがするけど、その香り×Tシャツのバランス感が清潔感ありに見せている気がする。

 

IGARASHI

キャラを選ぶ感じがして、メッセージTシャツを1枚も持っていないからなんだか羨ましい!

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約3000円で購入。

会話が生まれるTシャツ、という意味でもう1枚持ってきたのが、志村けんTシャツ。『志村けんの大爆笑展』のオフィシャルグッズとして販売されていたものを購入しました。Y2Kっぽいキャンディポップカラーがお気に入り! 街を歩いていると「THE STRANGE MAN」という文字に反応して、海外から来た方から声をかけられることも(笑)。

MARON

フィガロジャポン編集部を日々支えるスタッフ。マロンの愛称で、編集部員のみならず愛されている。Tシャツは一年中着ていて、女性ものでもサイズが合えば着る。柔軟剤は香りがしないものを選ぶけれど、エチケットとしてTシャツに香水をふるのは欠かしません。このTシャツを着て、バーやクラブなど夜遊びに出かけたい。

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