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義母「ちょっと~」直脱腸ケアのストレスでついに幻聴が聞こえるように…<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.6.21

一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。義母の直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)は改善する兆しが見えず、尿漏れという新たな問題も出てきてしまい、着替えをするだけで洋服や床が汚れ、まる子さんの負担も大きくなっています。少しオーバーワーク気味ですが「手術まで」と自分に言い聞かせ、なんとかモチベーションを保ちながら日々頑張っているのでした。

まる子さんが仕事に行っている間は、義姉が家に来て代わりに義母のお世話をしてくれています。しかし、紙に書いて説明したはずなのに、なぜか直腸脱のケアはしません……。そして義母は1日に数回腸を戻すだけなら、手術を受ける必要はないんじゃないかと言いだしました。もちろん、まる子さんは断固拒否! 過労で倒れる前に、夫に相談するのでした。

一体いつになったらやるの?

お風呂まで来るから、何事かと思えば……。(腸が)出たって……。

お風呂上がり、夫になぜ代わってくれなかったのか聞いてみると。

夫とともに、義姉も相変わらず。

また始まった……!

どう考えても、手術が一番皆が幸せになる選択だと思いますが。

あまりにも呼び出され過ぎて、仕事中に聞こえないはずの音が聞こえるように……。

お風呂に入ろうとしている私のもとに、夫がやってきました。義母から呼び出しがかかったようですが、私はもう服を脱いでいて無理なので、夫にお願いしましたが「頼む」と言われてしまいました。お風呂上がりにやるのもな……と思い、もう一度服を着て部屋に行き、任務完了。こんなときくらい、代わってくれてもいいのに……。

夫になぜやらないのか聞いても「やる必要性がきたらやる」と言うだけ。私からすると、完全に今がそのときなのですが……? 義母が手術を「しない」または「できない」ということになれば、私も直腸脱のケアからは撤退させてもらうことにすると決めています。私が寝ても覚めても腸詰めをしているのに、誰も何とも思わないのか、気づかないフリをしているのか、いずれにしろ私のストレスは溜まる一方です。

義姉も、直腸脱には一切関わらず、仕事終わりに私が義母から「待ってました。やって」と言われても、横でニコニコしているだけ。義母はよく「まる子さんのためを思って」と言いますが、その言葉を借りるならこの状況は手術一択です。もう、体が拒否反応を示しているのか、スマホ持ち込み禁止のはずの仕事中も、義母からの呼び出し音や義母が私を呼ぶ声が聞こえるようになってきています。……しっかりしないと!

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夫も義姉も、介護にはわりと協力的なイメージですが、直腸脱のケアとなると話は別のようです……。やりたくないのは皆同じだと思うので、あとはうまく逃げ切ろうとするのか、皆で少しずつ負担を分け合うのか、それぞれの気持ちの問題ですね。誰か1人に負担をかけると、その人が体調を崩したときにすべてが回らなくなるので、介護のように毎日続くことなら、誰でも代われる状況作りは必要かもしれません。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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