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「義母のキャッシュカード停止」身内に起きた金銭トラブルが怖い

  • 2024.6.21

この漫画は、義母の老後資金に関する家族間トラブルを描いたものです。義母から「不自然に預金残高が減っている」と相談を受け、引き落としの履歴を調査したほぺ美さん夫婦。調べた結果、1000万円近い使途不明金がありました。その件を義母と話し合っている最中にかかってきた電話。電話の向こうは義姉でしたが、なぜか興奮し、取り乱しているようです。断片的に聞き取れた言葉の中には、「警察」という単語も含まれていたようでした。すぐに義姉もやって来ることになりましたが…。山吹いろさん(@yamabuki___iro)による作品『8桁の使途不明金』第13話をごらんください。

慌てた様子で現れた義姉。電話口で取り乱していた理由は、キャッシュカードが使えなくなっていたからでした。不審な引き出しがあったことやカードを止めたことは、義姉にはまだ話していません。

義母にお金を渡す約束をしている日でもないのに、なぜキャッシュカードを使用しようとしたのでしょうか。

財産管理は家族間で取り決めを

このお話は、義母の預金から8桁の使途不明金が発覚したエピソードを描くエッセー。ほぺ美さんの夫には姉がいて、ほぺ美さん夫妻は義母の買い物の手伝い、義姉が預金カードを預かり、お金の管理を任されていました。

ある日、義母が預金残高が不自然に減っていることに気づきます。どうやら4年間で1000万円近くのお金が引き出されていたようです。預金カードからお金をおろせる人物は限られていて、家族はすぐにお金を下ろした人物を特定することに…。身内とはいえ、勝手に引き出してはいけません。まして、老後のために貯蓄していたお金がなくなり、義母は悲しい思いをしたことでしょう。

お金の使い込み自体はなくなっても、将来的な義母の金銭的援助や介護など、ほぺ美さん夫婦は正体大きな負担を抱えることになってしまいました。

兄弟や家族間でのお金の問題は、思わぬトラブルに発展することも。加齢などにより家計や財産を他者に任せる際には、「財産管理委任契約」や「家族信託」などを公正証書にまとめておくことができます。『8桁の使途不明金』は家族間でのお金の管理について考えさせられるお話です。

著者:ママリ編集部

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