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妊活中、体に異変を感じたものの受診を先送りに…。いざ病院へ行くと、医師がまさかの発言を…!

  • 2024.6.21

私は季節の変わり目になると、いつも目のかゆみや鼻水などアレルギー様の症状がありました。今回も寒くなってきた時期に鼻水が出始めましたが、「ただの鼻炎だし……」と耳鼻科の受診を先送りにしていました。その後耳鼻科を受診しましたが症状は改善されず、だんだんと別の症状が出てきてしまったのです!

季節の変わり目はいつも

私は、季節の変わり目になると目がかゆくなったり鼻水が出たりすることがよくありました。今回も、冬への季節の変わり目に鼻水がズルズル。熱もないし、妊活をしていたので「妊娠していたら大した薬飲めないしな、ただの鼻炎だし」と、受診を先延ばしにしていました。

しかし、日が経つにつれひどくなる鼻水。かんでもかんでも鼻水が出てくるので、次第に耳に膜が張ったような感覚に……。中耳炎を経験しているので、予定より早く耳鼻科を受診することにしました。

歯が痛い…歯医者を受診すると?

診察の結果、中耳炎ではなく「アレルギー性の鼻炎」とのことで、点鼻薬が出ることになりました。その日から点鼻薬を使い始めましたが、一向によくなる気配はなく、鼻水がズルズルと出ていました。

耳鼻科受診から5日後、仕事に向かう途中で横断歩道を走ると左奥歯に鈍痛が……。歩いてもズキンズキンと響いたので、虫歯を疑い仕事終わりに歯医者さんを受診しました。そこでレントゲンを撮り、歯科医師から言われたのが「虫歯じゃなくて副鼻腔炎だね」。

2度目の耳鼻科受診

診察が終わりスマホで副鼻腔炎の症状を調べると、当てはまるものが多数あったのです。歯が痛い、顔が重い、頭が痛いなどなど。幸い、私の勤務先が総合病院だったので、翌日職場の耳鼻科を受診することができました。もう一度レントゲンを撮り診察を受け、やはり副鼻腔炎の診断。医師からは「今かなり炎症がひどいので、一度抗生物質を使いましょう」と抗生物質を処方されました。

以前も副鼻腔炎の経験があることを伝えると、「副鼻腔炎になりやすいんだと思います。次回からは早めに受診をするように」と言われました。抗生物質を内服してからは、3日目から明らかに症状がよくなっていくのがわかり、飲みきるころには副鼻腔炎も完治しました。

「いつもの季節の変わり目の鼻炎だろう」と耳鼻科の受診を先延ばしにしていたら、副鼻腔炎に発展してしまいました。頭痛や歯の痛み、顔が重く感じるなどつらい症状がたくさん出てきたので、早めに受診して薬を処方してもらっていたら、こんな症状は経験しなかったかもしれません。妊活中であっても自己判断せず、早めの受診が大事だと感じた出来事でした。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

イラストレーター/ちひろ


著者:吉川 みきな


監修者・著者:助産師 松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

ベビーカレンダー編集部

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