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セルビア代表が「EURO2024撤退」まで示唆…クロアチアvsアルバニアでの「脅迫チャント」も問題に

  • 2024.6.21
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セルビア代表が「EURO2024撤退」まで示唆…クロアチアvsアルバニアでの「脅迫チャント」も問題に
セルビア代表が「EURO2024撤退」まで示唆…クロアチアvsアルバニアでの「脅迫チャント」も問題に

Text by 石井彰(編集部)

セルビアサッカー連盟のヨヴァン・スルバトヴィッチ事務総長が「クロアチアとアルバニアに制裁が加えられない限り、EURO2024から撤退する」と示唆したとのこと。

水曜日に行なわれたEURO2024のクロアチア対アルバニアの試合では、スタンドから「セルビア人を殺せ」という脅迫的なチャントが歌われたことが大きな問題に。

『BBC』によれば、スルバトヴィッチ氏はセルビアの国内放送局「RTS」で「起きたことは恥ずべきものであり、大会の継続が不可能になったとしてもUEFAに制裁を求める」と伝えていたそう。

今回のEURO2024ではセルビア、アルバニア、クロアチア、そして出場していないコソボを巡っての民族的な対立が大きな問題になっている。

イングランド対セルビアの試合中にはコソボの記者アルリンド・サディク氏がセルビアのファンに向けて両手を広げた鷲のポーズを見せ、取材資格を剥奪された。これはアルバニアの国旗を模したジェスチャーで、民族主義的な意味を持っているという。

またクロアチア対アルバニアの試合後にはアルバニア代表FWミルリンド・ダクがメガホンを持って「クソマケドニア、クソセルビア」と侮蔑的なチャントを歌ってファンを煽っていたことも。

さらに当のセルビアのサポーターもイングランド戦で物をピッチに投げたことで制裁を受けており、スロベニア戦前の街では「コソボはセルビアのもの」とチャントを歌っていたことが判明し、現在大きな問題になっている。

なお、UEFAはクロアチアとアルバニアに対してすでに懲戒の手続きをスタートしているとのことで、『Times』によればセルビアは大会からの撤退についてはすでにトーンダウンしている…とも。

もしEURO2024を撤退した場合は4年後のEURO2028予選に出場する資格を剥奪されることもあり、そのようなリスクを抱えることも難しかったようだ。

セルビア代表は20日に行なわれたスロベニア戦で1-1の引き分けとなり、勝点1を奪取。第3節のデンマーク戦はグループステージ突破のために勝利が義務付けられる試合となる。

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