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ジュード・ロウ、『リプリー』で脚光を浴びるもうまく対処できた

  • 2024.6.20
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Jude Law at the 'Firebrand' North American premiere as part of the Tribeca Film Festival held at the OKX Theater on June 11, 2024 in New York City.

ジュード・ロウは母国イギリスの舞台や映画、テレビドラマを経て、1999年公開の『リプリー』で世界的ブレイクを果たしたが、突然手にした名声にもうまく対処できたという。『ピープル』のインタビューで、「僕の人生でもすばらしい時期でした。演技の仕事で求めるすべてを手にしたようでした」と振り返る。「すばらしい監督、ワクワクするような若い共演者たちと一緒に仕事をしました。景勝地でジャズを演奏し、ボートに乗っては海で泳ぎ、おいしいものを食べるだけの若者を演じました」

マット・デイモングウィネス・パルトロウらと共演した『リプリー』のヒットで、彼は瞬く間に有名人になったという。ゴールデン・グローブ賞アカデミー賞のような華やかな授賞式に呼ばれ、次々と出演オファーが舞い込み、「誰と仕事をするかというような僕の決断が突如、期待され、注目を集めるようになった。そしてついには、私生活にも視線が注がれるようになったんです。しょっちゅうです。とても若かったから」

『リプリー』(1999)より。
THE TALENTED MR. RIPLEY - Jude Law, 1999. 『リプリー』(1999)より。

ジュードは当時、俳優でファッションデザイナーのサディ・フロストと結婚していて、彼女の親友ケイト・モスやノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガー兄弟、ユアン・マクレガー、リス・エヴァンスらとともにロンドン屈指の高級住宅地プリムローズ・ヒルになぞらえて、“プリムローズ・ヒル・セット”と呼ばれ、その華やかな生活や交友関係がたびたび話題となっていた。

2003年にサディと離婚後、シエナ・ミラーとの交際や元恋人との間に子どもが誕生するなど、タブロイド紙を賑わせてきたが、彼は突然得たという名声についてこう語る。「振り返ってみると、長男(ラファティ・ロウ)は27歳ですが、当時の僕は息子と歳が近かった。正直なところ、過去を振り返って誇らしく思います。うまく対処できたと思います」

Text: Tae Terai

Photo_ Mike Marsland/WireImage
『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018)より。Photo_ Warner Bros/Everett Collection/amanaimages
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