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スケートボード、日本勢の熾烈な代表争いにも注目を! 最終予選がスタート

  • 2024.6.20

ブレイキン、スポーツクライミング、スケートボード、BMXフリースタイルのパリ五輪出場枠を争う「オリンピック予選シリーズ(OQS)」。上海とブダペストの2都市で実施されること、4競技が合同で実施されることで話題となったが、いよいよ6月20日から、最終予選となるブダペスト大会がスタートする。

パリ五輪出場へのスケートボードの熾烈な代表争いがいよいよ決着!

なかでも注目は、日本勢の激しい代表争いが繰り広げられているスケートボードだ。出場できるのは、開催国枠などを除き各種目20名。世界ランキングで決まる。

東京五輪でのメダルラッシュが示すように、スケートボードでは屈指の強豪国である日本は、ランキングの上位に位置する選手が多数いる。だが各国の出場枠は各種目3名まで。そのためランキング20位以内にいても、日本勢の中で3番目以内にいなければパリ五輪には出られない。

例えばストリート男子を見てみると、現在の世界ランキング1位は14歳の小野寺吟雲(ぎんう)がつけ、5位に根附海龍(かいり)、6位に白井空良(そら)、7位に佐々木音憧(とあ)、11位に東京五輪で金メダルを獲得した堀米雄斗。つまり、金メダリストですら、現段階では日本勢5番手と出場圏外になっているのだ。

パリ五輪出場のためのランキングに反映される最後の大会であるブダペストは、まさにパリ行きの切符を手にするためのラストチャンス。

上位をキープできるか、逆転できるか、その争いに注目だ。

堀米雄斗

東京五輪金メダルをはじめ世界のシーンをリードしてきた。日本勢5番手から逆転での五輪連続出場なるか。

佐々木音憧

アメリカの名門チームに所属しながら日米双方で活動、成長著しい17歳。パリへの切符獲得まであと一歩。

長谷川瑞穂

種目の一つパーク女子で現在日本勢4番手ながら、3月の国際大会で3位になるなど伸び盛りの中学2年生。

中山楓奈(ふうな)

ストリート女子で現在日本勢4番手。東京五輪銅メダルの実力者が、代表入りを目指しブダペストでの逆転に挑む。

オリンピック予選シリーズ(OQS) ブダペスト大会
日程:6/20~23
会場:ハンガリー・ブダペスト
Olympics.comのOlympic Channel、オリンピック公式アプリでライブ配信予定。

※『anan』2024年6月26日号より。写真・松尾/アフロスポーツ 文・松原孝臣

(by anan編集部)

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