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【100人に調査】洗濯ネットに入れるもの・入れないもの 使い方のコツも解説

  • 2024.6.20
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【使わない人も必見】洗濯ネットを使わないとどうなる?

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洗濯ネットを使う人も使わない人も、まずは洗濯ネットを使わないとどうなるかを押さえておきましょう。
洗濯ネットを使わないとどうなるかというと、以下のようなトラブルが起こる恐れがあります。

  1. 摩擦によって衣類が傷む
  2. 衣類同士が絡み合ってしわになる
  3. 型崩れする

洗濯ネットは衣類を保護する役割を持つため、普段使わない人もこまめに使うのがおすすめです。

洗濯ネットを使うメリット

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洗濯ネットを使用するメリットを3つにまとめて紹介します。

衣類同士の絡まりや色移りの防止になる

洗濯中に衣類同士が絡まると生地を傷めたり、色移りしたりする恐れがあります。
そんなとき洗濯ネットに入れることで衣類が広がらず、衣類同士が絡むのを防げます。
また、ネットの外側にある衣類と直接触れないので、 色移りの心配も軽減されます。
ジーンズなど絡まりやすく色移りの心配がある衣類は、 洗濯ネットを使用しましょう。

糸くずやゴミなどが付かないようにする

洗濯ネットを使用すると、洗濯中に他の衣類の糸くずやゴミが衣類に付着するのを防げます。
糸くずやゴミがついた衣類は見栄えが悪いだけでなく、洗濯後に糸くずやゴミを取る手間も生じます。
洗濯ネットを活用して、洗濯後の手間を省き、お気に入りの服をきれいに保ちましょう。

摩擦や毛玉の発生を抑える

洗濯ネットに入れて洗うと衣類同士の摩擦が軽減されるため、毛玉の発生を抑えることができます。
また、衣類同士の摩擦を防ぐことで、大切な衣類が劣化する速度も抑えられます。
毛羽立ちや毛玉のないきれいな状態でお気に入りの服を長く着られるのは、洗濯ネットを使う大きなメリットといえるでしょう。

洗濯ネットを使うデメリット

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メリットがたくさんある洗濯ネットですが、もちろんデメリットもあります。

汚れが落ちない場合がある

洗濯ネットのデメリットは、衣類の全体に洗剤が行き渡りにくくなるところ。
また、もみ洗いや叩き洗いによる摩擦が少なくなります。
そのため、洗濯ネットなしで洗うときより洗浄力が低くなり、汚れが落ちない場合もあります。
汚れが落ちない場合は汚れに直接洗剤をつけ、洗濯機に入れる前に手洗いするといいでしょう。

洗濯ネットの小分けや出し入れに手間がかかる

衣類もタオルも全部ネットに入れようとする場合、洗濯のたびに小分けや出し入れするのに時間や手間がかかってしまいます。
洗濯物が多いときや忙しいときは、全部ではなく色柄物や型崩れが気になるものだけ洗濯ネットを使用するなど、優先順位をつけて工夫しましょう。

洗濯ネットの収納場所が必要

洗濯ネットをサイズ違いでたくさん揃えると、収納場所も必要になります。
なお、洗濯ネットを濡れたまま収納すると湿気やカビの原因となるため、よく乾かしてから収納しましょう。
洗濯ネットは洗濯機周りを収納場所にすると使い勝手がよく、スペースがあれば吊るして収納する方法もおすすめです。

消耗品のため定期的な買い替えが必要

洗濯ネットは水流の中で衣類を摩擦から保護する役割があり、長く使うとネットそのものが傷んだり破れたりすることがあります。
しかし破れたまま使うと洗濯ネットの効果が薄れるため、定期的な買い替えが必要です。
サイズ違いでたくさん揃える場合、その分買い替え費用がかかる点もデメリットといえるでしょう。

洗濯ネットに入れるもの

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洗濯ネットに入れるものと入れないものの基準で迷っている人も多いのでは。
洗濯表示のマークや素材を見て、洗濯ネットに入れるものを確認しておきましょう。

ニットなど型崩れ・毛玉になりやすい衣類

綿や麻のようなしわになりやすい素材、ウールやカシミアなど型崩れや毛玉が気になる素材は、洗濯ネットに入れて洗います。
洗濯ネットが衣類の摩擦から衣類を守り、しわや型崩れ、毛玉を防いでくれます。

タオルなど糸くずが出やすいもの

洗濯ネットに入れるものとして、毛足が長く糸くずが出やすいパイル地のタオルなどが挙げられます。
洗濯ネットに入れることで、タオルなどの糸くずがほかの衣類に付着しにくくなります。

装飾が付いている衣類

装飾が付いた衣類も、洗濯ネットに入れるものにあたります。
洗濯ネットに入れるときに裏返しておくと、リボンやボタンなどの装飾が取れるのを防げます。

色の濃い衣類

色の濃い衣類を衣類と一緒に洗う際は、色移りを避けるために洗濯ネットに入れましょう。
ジーンズを洗濯ネットに入れる場合は、蛇腹状に折り畳むと水や洗剤が全体に行き渡りやすくなり、汚れをきれいに落とせます。

ネット使用の洗濯マークがあるもの

洗濯ネットに入れるものなのか、それとも入れないものなのか迷う場合は、洗濯表表示のマークもチェック。
洗濯ネット使用のマークがあるものはデリケートな衣類であるため、洗濯ネットに入れましょう。

ストッキングやタイツなど薄手のアイテム

ストッキングやタイツといった薄手のアイテムも洗濯ネットに入れるものです。
洗濯ネットに入れることで、他の衣類と絡まって穴が開いたり伝線したりするのを防ぎ、長持ちさせることができます。
なお、薄手で破れやすいアイテムには、網目が細かい洗濯ネットがおすすめです。

靴下やパンツなどの肌着

パンツやキャミソールなどのデリケートな肌着類も洗濯ネットに入れるもの。
しかし、靴下を洗濯ネットに入れるものか入れないものかで迷う人は多いでしょう。
靴下の繊維を傷めずに長持ちさせたい場合は、洗濯ネットに入れるのがおすすめ。
なお、靴下を洗濯ネットに入れると左右がバラバラにならないため、干すときに楽です。

洗濯ネットに入れなくていいもの

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洗濯ネットに入れなくていいものとして、ワンシーズンしか着ない服や、すぐにサイズアウトする子ども服などがあります。
子どもは成長が早いため、特別な服以外は洗濯ネットに入れなくても大丈夫でしょう。
家族の人数や状況に応じて、入れるもの・入れなくていいものを決めましょう。

【100人に調査】洗濯ネットに入れるものは?

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実際、各家庭では、洗濯ネットにどのようなものを入れて洗濯しているのでしょうか。
今回イエコレクションでは、洗濯ネットを使用している100名に、普段洗濯ネットに入れているもののアンケ―トを実施しました。

1位は「ニットやセーター類」76pt、2位「装飾品が付いた衣類」57pt、3位「ストッキング・タイツ」54pt、4位「洗濯ネット使用の表記があるもの」53pt、5位「シャツ・ブラウス」43ptという結果に。

「他の衣類と引っ掛かったり、絡まったりするものや、ファスナーや装飾のように、他の衣類の生地を痛めそうなものはネットにいれて洗います。」などといった声が多くありました。
また、「黒色の衣類しか入れない」という人がいる一方で、「タオル以外は全部ネットに入れて洗濯する」という人も。
「その他」には「ぬいぐるみ」や「薄手のハンカチ」といった回答がありました。

※調査対象:洗濯ネットを使用する100名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年10月4日/調査機関:イエコレクション編集部

【100人に調査】洗濯ネットに入れないものは?

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次に、洗濯ネットに入れないものについても調査しました。
1位は「タオル類」72pt、2位は「靴下」66pt、3位は「Tシャツなどの普段着」60pt、4位「バスマットなどマット類」52pt、5位「パンツなど下着類」50ptという結果に。

「その他」には、「ベビー服」や「ジーンズ」といった回答がありました。
1位の「タオル類」と2位の「靴下」を選んだ理由には、「しっかりと洗いたいから」「多少生地が傷んでも、とにかく汚れを落としたい」などが目立ちました。

しかし、先述したように、「タオル類」は洗濯ネットに入れることで糸くずの防止に、「靴下」は洗濯機でバラバラになるのを防ぐメリットもあります。
記事の内容とこちらのアンケート結果も参考にしつつ、洗濯ネットに入れるもの、入れないものを検討してみてください。

※調査対象:洗濯ネットを使用する100名/調査方法:インターネットでのアンケート調査/調査日:2023年10月4日/調査機関:イエコレクション編集部

何枚必要? 洗濯ネットの正しい使い方

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洗濯ネットは使い方を間違うと汚れが落ちないだけでなく、衣類を傷めることもあります。
ここでは洗濯ネットの正しい使い方を学んで、自分は何枚必要なのか考えましょう。

1枚のネットに複数入れるのはNG

洗濯ネットのデメリットに「汚れが落ちない」という点ありますが、1枚の洗濯ネットに衣類やタオルを複数入れると洗浄力はさらに落ちます。
衣類やタオルを複数入れることで、水流や洗剤が行き渡らずに洗濯が終わってしまうことも。
使い方の基本として、1枚の洗濯ネットに入れるものは1着までにしましょう。

衣類のジップやホック、ボタンは全て留めておく

衣類のボタンやホック、ジップなどを開けたまま洗濯ネットに入れると、中で衣類が動いてしわや型崩れの原因となります。
また、金具と繊維が擦れて生地を傷めてしまいます。
正しい使い方の2つ目として、ボタンやホックがあるものは留め、ファスナーやジップは閉めて洗濯ネットに入れることを押さえておきましょう。

しわになりやすい衣類は畳んで入れる

衣類を畳んで洗濯ネットに入れると、しわや型崩れを防げます。
シャツやパンツなどは特に、畳むことで袖などの絡まりやすい部分が動きにくくなるため、洗い上がりがぐちゃぐちゃになりません。
正しい使い方の3つ目、しわになりやすい衣類は畳んで入れることを押さえておきましょう。

汚れている部分を外側にして入れる

洗濯ネットを使うと、使わない場合と比べて洗浄力は落ちます。
そのため、シャツの襟や袖口など、汚れている部分を外側にして洗濯ネットに入れるのが正しい使い方。
外側にすることで水や洗剤が行き届き、汚れを落としやすくなります。
なお、汚れ落ちを重視する場合は、あえて洗濯ネットに入れないのも1つの手です。

衣類に合ったサイズの洗濯ネットに入れる

衣類の種類や大きさに合うサイズを選ぶのが正しい使い方。
洗濯ネットの中で衣類が動いて片寄る場合、ネットのサイズが大きすぎるかもしれません。
反対に、しわがついて汚れが落ちないならネットが小さすぎます。
衣類に合う洗濯ネットを選ぶことで、しわや型崩れを防ぎ、洗浄力も高まります。

まとめ

今回は洗濯ネットを使わないとどうなるかやメリットやデメリットを紹介。
そしてネットに入れるものと入れなくていいものの基準や使い方も解説しました。
洗濯ネットに服を全部入れる必要はありません。
また汚れが落ちないので、複数入れるのは避けましょう。
それを踏まえて、自分にとってネットは何枚必要なのかを見直してみましょう。
本記事を参考に、普段ネットを使わない人も、服に合わせてネットを使ってみてください。

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