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50代までに変形を阻止して! ねじれのもとになる筋肉を集中的にケア

  • 2024.6.20
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「ぐりぐり&にぎにぎ」メソッド (C)優木まおみ/KADOKAWA
「ぐりぐり&にぎにぎ」メソッド (C)優木まおみ/KADOKAWA

まっすぐキレイな脚、疲れない軽やかな脚、筋肉バランスがとれた健康的な脚…。憧れますよね!

ピラティスインストラクターの資格をもつ女優の優木まおみさんが教えてくれる美脚への近道は、脚の「ねじれ」を取り除くことだそう。「筋トレしても脚が細くならない」「むくみやすくて辛い」…脚の悩みの多くは、脚のねじれに要因があるのかも。

縮んだり延びたりして連動・拮抗し合っている筋肉を「ぐりぐり&にぎにぎ」して集中的にほぐし、本来のニュートラルな状態に整える。そのうえでしっかりと体を動かすことを続けていくと、身体がちょうどいい状態を覚えて脚のねじれが解消しやすい状態に!

脚が変わると気持ちもポジティブに!運動が苦手、面倒なことはやりたくないズボラさんでも続けられる「ぐりにぎメソッド」で美脚を目指してみませんか。

※本記事は優木まおみ著の書籍『ぐりぐりにぎにぎするだけ! 秒で美脚』から一部抜粋・編集しました。

筋肉がアンバランスな状態のままで、日常の動きやトレーニングを行うと… (C)優木まおみ/KADOKAWA
筋肉がアンバランスな状態のままで、日常の動きやトレーニングを行うと… (C)優木まおみ/KADOKAWA

連動する筋肉のバランスを整える

向かい合っている筋肉、隣り合っている筋肉はお互いに連動し合いながら動いています。筋肉は自分で伸びることはできず、連動する筋肉が縮むことで伸びることができます。

足首から骨盤まで、下半身にある筋肉のバランスが崩れると、ねじれだけでなく、身体の中心部にある骨盤のゆがみを招きます。すると姿勢が悪くなって老けて見えたり、冷え性やむくみなど、身体のさまざまな不調にも直結します。

また足首周りの筋肉のバランスが悪く、動かしにくい状態では、立ったり歩いたりするときに安定感が得られません。するとその動きの悪さをフォローして働こうと、下半身のいろいろな筋肉が緊張するため、脚が太くなっていきます。

筋肉がアンバランスな状態のままで、日常の動きやトレーニングを行うと、どんどん筋肉はねじれ、緊張状態が続いてさらに脚は太くなり……と悪循環に陥ります。

それを回避するためにも、連動し合う筋肉のバランスを常にとってあげることがとても重要なのです。

「ぐりぐり&にぎにぎ」メソッド (C)優木まおみ/KADOKAWA
「ぐりぐり&にぎにぎ」メソッド (C)優木まおみ/KADOKAWA

ひざ下からひざ上へ ねじれのもとになる筋肉を集中的に

脚の筋肉のねじれの大きな原因のひとつは、足が地面にうまくつけていないことにあります。

人間の脚は、足裏と指で地面をキャッチして安定させ、足首を柔軟に使って動かします。そのため足裏は自然なアーチを描いているのが本来の形。それがハイヒールのような窮屈な靴に閉じ込められることで、足指が縮こまって筋肉が弱り、扁平足になったり、変形して外反母趾や内反小趾などに発展し、足を地面にしっかりつけなくなっている人が多いのです。

実はこの足裏がしっかり地面につけない状態が、足首のねじれを招き、骨盤へと伝播して全身のゆがみにもつながってしまうのです。

さらに骨盤と足の間にあるひざは、足首や股関節が正しく動けていないと、ゆがみを調整しようと頑張って動きます。その状態が長く続くと痛みが出たり、歳をとってから変形してしまう可能性も。変形してから戻すことは難しいですが、50代くらいまでは筋肉を刺激することでそれを阻止するのは十分可能です。今のうちに手を打ちましょう。

足裏を地面にしっかりつけ、重心の乗せ方を正常に戻していくことで、身体は自然と整っていきます。脚を大事にケアするのは、美脚を手に入れるためなのはもちろんですが、全身のためにもなるのです。

著=優木まおみ/『ぐりぐりにぎにぎするだけ! 秒で美脚』

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