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“ジモティー”は不要品処分に使える?0円で出せば「壊れたモノ」でも応募が殺到…経験者が明かす注意点

  • 2024.6.20
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ジモティに不要品を「0円」で出品したら…

不要品のイメージ
不要品のイメージ

2024年6月18日(火)、X(旧ツイッター)上で、あるユーザーの投稿が3万いいね以上獲得するほど注目を集めていました。その内容は「『ジモティー』が(すごいと)ウワサに聞いてたけど本当にすごかった」というもの。「ジモティー」とは、地元の情報を扱う掲示板サイト。そのなかに「売ります・あげます」というカテゴリがあり、ユーザーはこのサービス使うことで、あっという間に不要品を処分できたのだそうです。

粗大ゴミに出すのが面倒だったというユーザー。ジモティーで不要になった家具に“0円”と値段をつけて出品したところ、あっという間に20件ほどコメントがつき受け取り者を誰にすればいいか困惑したそうです。最終的に、指定した日時に取りにこれる人を選び、無事に引き渡せたとのこと。

この投稿に対し、《いらない洗濯機出したら30秒でメッセージ。出品から2時間で引き取りに来て終了》《一人暮らしのいらなくなった物はほぼ全部無料であげました》《0円の反響は本当にすごい》など、不要品に「0円」と値段を付けて出品することで簡単に処分できたという経験者が多数声をあげていました。

また、《テレビとか処理に困るものでも受け取ってくれる人いる》《一部が壊れた家電もジモティーで0円で訳ありとして出すと粗大ゴミで出す手間が省ける》など、処分や運搬に困るようなものでも欲しい人がいることに驚く声も寄せられていました。

普段、どのように不要品を処分していますか?大型のものとなると業者に頼んだり、自治体が発行するゴミ処券などを購入して処分しなければいけませんよね。また、フリマサイトなどで売る場合も、送料も手間もかかります。それならば、無料・もしくは安く譲る代わりに、近くに住んでいたり、直接取りに来てもらえたらWin-Winではないか……。ジモティはそんなニーズにこたえる形で、出品者と引取人をつなげる橋渡しになっているようです。

スムーズな取引ではないことも…

ジモティーのホーム画面
ジモティーのホーム画面

このように、ジモティーを利用して多くの人が問題なく不要品を引き取ってもらえているようですが注意点もあるようです。「20人群がってきて15人は約束どおりに来ないのがジモティーです」「相手がタクシーで来て、モノが車に載せられないと分かったら、そのまま引き取らずに帰って行った」など、引き渡しが上手くいかなかったケースも少なからずあるようです。

また、壊れたモノでも引き取る人がいることについて、「0円で買った物を転売するのかな」「明らかに自分では使わないだろうと思われる人が引き取っていた」「引き取りが成立して評価した後に、ナンパしてきた変な人もいた」といった声もありました。このように、メリットが多そうな「ジモティ」ですが、相手の顔が見えないので、不安な人は一人で対応しない、自宅がわかる場所でやりとりしない、など、気をつける必要がありそうです。

一方で、「子供が使った自転車を0円で出したんだけど、結構遠くから車でお父さんと小さい女の子が取りに来ました。兄弟多いんで助かります!!この子が乗れるようになるまで使います!って爽やかに帰って行った。ジモティー、いい人もいる」と、気持ちのいい取引ができたという声も……。

不要品を処分するのにもお金がかかる時代。「メルカリで売れなかったものジモティーにだしてみようかな」「粗大ゴミに出すかなって思ってるものを出してみようかな」と、今回の投稿を見てジモティーを使ってみようと思った人は少なくないようです。 主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」が2024年6月、「不用品」に関するアンケート調査を実施したところ、「家に不用品がある」と回答した人は74.5%でした。不要品の種類については、「衣類(69%)」が最も多く、「家電(30.5%)」「家具(19%)」なども不要品として自宅に眠っているようです。不用品の処分方法について「人にあげる」と回答した人は26.5%でした。

あなたは、不要品が出たらどのように処分しますか?あなたがいらなくなったモノでも、今、地元の誰かが必要としているかもしれません。

(LASISA編集部)

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