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一度は行きたい!景色抜群の古民家で頂く高級茶とお菓子「茶処仙恷菴」

  • 2024.6.20

こんにちは、地域特派員マロです。

今回ご紹介するのは、松山市清水町の住宅街にひっそりと佇む、古民家を改装された「茶処 仙恷菴」さん。2023年11月にオープンされ、完全予約制の隠れ家的なお店です。実際にお食事させていただいて、人気になって予約が取りづらくなっては困るなぁ…と思ってしまう程、普段味わうことのできない異次元の非日常空間でした!!

出典:リビングえひめWeb

門を開いた瞬間から広がる別世界

出典:リビングえひめWeb

玄関へ続く道は、細かな部分までお手入れがなされていて、まるで高級旅館のような雰囲気です。スタッフの方が出てきてくださいますので、広々とした玄関で靴を脱いであがります。 お部屋へ案内していだくと・・・

出典:リビングえひめWeb

こんなに贅沢な空間を独り占めしていいんでしょうか!?という程の大きな窓から広がる圧巻の景色。池はまず土を掘るところから始められて、業者の方と一緒になって作られたこだわりのお庭だそうです。滝の流れや、風に揺れる植物たちをずーっと眺めていられるような癒しの景色です。

今回は、一番豪華なお部屋「朱雀の間」を利用させていただきました。お部屋は全部で4部屋。他には「玄武の間」「白虎の間」「青龍の間」があり、お部屋にはそれぞれモチーフの絵が飾ってあります。こちらの絵は、動物のイラストレーターとして有名な佐藤邦雄さんに描いていただいたものだそうです。

出典:リビングえひめWeb

予約の際に空きがあればお部屋の希望も聞いてくださるそうです。ちなみにお部屋は90分制です。

お菓子とお茶のおもてなし

メニューはお茶と、お粥またはお菓子の組み合わせとなっており、予約の際にどちらかを選択します。今回は、お菓子をお願いしました。(前日までの要予約) お茶は、緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶・茶外茶の中からそれぞれ選べます。中国の高級茶をはじめ、愛媛の緑茶もありますよ。県外からご旅行に来られた方のおもてなしにも、大変喜ばれるかと思います♪ 今回は、水無月のおすすめのお茶の中から白茶の「白牡丹」を選びました。

出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb

どの茶葉も品質のよいものを厳選され、高級なものばかりだそうです。オーナーの息子さんがお茶に詳しいそうで、どれにしようか悩んでも丁寧に教えていただけますよ♪ ちなみに、こちらの白茶は紅茶と緑茶の間のような感じで、お粥にもお菓子にも合うお茶ですよ、と教えていただきました。

出典:リビングえひめWeb

それでは、目の前で淹れていただきます。 先ほどの茶葉で、お湯を注いでいる急須に3回分のお茶がいただけます。まずは1煎目、まだ茶葉も開いていないので、味は薄いながらも風味がとても柔らかく、茶葉の甘みが感じられます。個人的に、ジャスミンティーをさらに柔らかくしたような風味だと思いましたが、初めて味わうお茶でした。2煎目、3煎目それぞれお茶の風味の感じ方が違いましたが、渋みは全くありません。さすが、高級茶です! それではお菓子と一緒にいただきます♪

出典:リビングえひめWeb

目にも美しいお菓子がたくさん♪ 右上のお菓子は薔薇の月餅です。福岡の有名なお菓子屋さんから取り寄せされているそうです。こちらの月餅、ほんのり薔薇の風味がしてとっても美味しかったです!お茶菓子はその月によって、いろいろなお店から取り寄せされているようです。ちなみに、お粥の場合は、玄米ほうじ茶のお茶粥で、おかずが色々と凝ったものが付いているそうです♪こちらも気になります!

2階は企画展示も

出典:リビングえひめWeb
出典:リビングえひめWeb

食後、2階にも案内いただき企画展示も見せていただきました。時期によって展示される作品も変わるそうです。 贅沢尽くしの空間と、スタッフみなさんの親しみあるおもてなしで、心から癒される時間を過ごさせていただきました。正直、料金は2000円という破格のお値段にびっくりです…ですが、この素敵な空間でお客さまに喜んでいただけることによって、お店の方も気持ちよくおもてなし出来るということが大切、とおっしゃっていて、その心意気が素晴らしいなと感じました。 これからも長く、お客さまから愛されるお店になっていただきたいなと思います。

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