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フェアウェイウッド上達! クラブと体の連帯感を生む”振り子運動”を学ぶ【SNSで話題の“右手先生”森山錬が教える!】

  • 2024.6.20

フェアウェイウッドでのショットが高く上がらない、期待どおりの飛距離が出ない、ミスショットが多いという方は、ぜひ一度クラブの振り子運動を意識してみましょう。振り子運動とは、体ではなく、クラブに仕事をさせる上で必要な動きです。今回はその動きについて詳しく説明します。

森山錬プロ

右手1本でアイアンを正しく振れる? ボールをつかまえて方向性アップを叶えるドリル【SNSで話題の“右手先生”森山錬が教える!】

◆進行方向に体を動かしながらボールを打つ

女性ゴルファーにとってフェアウェイウッドは使用頻度が多いクラブだけに、ぜひマスターしておきたいところです。ボールが上がらない人や上手く当たらない人、飛距離が出ない人に共通するポイントとしては、クラブを正しく振れていないことです。本来のクラブが持つ特性を活かす振り方ができれば、自然とミスショットは減ります。まずは、クラブを振るエネルギーを体全体でつくりましょう。

ゴルフは止まったボールを打つスポーツですが、自分まで動かなくていいわけではありません。本来、テニスや野球のようにボールを打つスポーツは、進行方向に体を動かしながらボールを打ちます。右足に体重を乗せてから左足に体重を移動するのもそのためです。

ゴルフでも進行方向に体を動かしながらボールを打つイメージを出すと、クラブヘッドが走るようになり、ボールが高く上がれば飛距離も出ます。くれぐれもヘッドをボールに対して無理に当てる動作は避けましょう。腕の力やクラブの重さを利用していないため、遠心力が大きく働かず、ヘッドスピードも上がりません。まずはそのことを理解しましょう。

【NG】上手く打っているように見えますが、体重の移動が少なく、フォローでは左ヒジが抜けた窮屈なスイングに感じます

◆両手でクラブを握って振り子運動

進行方向に体を動かしながらボールを打てない人には、次のドリルがお勧めです。まず、右手の親指と人差し指でグリプエンドをつかみ、振り子のようにクラブを左右に動かします。両手の位置を動かさないのがポイント。手元とヘッドの運動量が大きく異なるのが分かると思いますが、それが効率のいいクラブの動かし方です。今までは両手の位置も一緒に動いていたので、ヘッドが走りませんでした。

次に、振り子運動をしながら、自分も左右に動いてみましょう。右足に体重を乗せたら、左足に乗せていきます。それを繰り返すと、先ほどよりもクラブが大きく動くことが分かるでしょう。体全体を動かすことで、クラブと体の連動感が生まれます

最後に、クラブを通常のグリップで握り、同じように体全体を動かしながら振り子運動を行います。あとは、そのイメージのままボールを打てば、これまで抱えていた悩みも消えるでしょう。ボールも高く上がり、ミスショットも減り、飛距離も伸びます、ボールが上手く当たらなくなったら、この振り子運動に戻ることをお勧めします。

グリップエンドを指先でつまんで左右に動かしましょう

次に体重を右足に乗せた後、左足に乗せる動きを伴いながら振り子運動を行います

最後にクラブを普通に両手で握って先ほどと同じ振り子運動を行うと、クラブを振るエネルギーを体全体でつくる感覚を理解できます

◆教えてくれたのは…森山 錬プロ

モリヤマ レン/1996年生まれ。173cm。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。55m/s以上のヘッドスピードから平均飛距離300yd以上のドライバーショットを放つ。「イーストゴルフスクール五反田店」「学芸大ゴルフスタジオ」にて活動中で、7月より世田谷区に「Futako Golf Club」をオープン予定。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。公式ラインアカウント(lin.ee/dy4adIq) 

撮影/村上悦子 取材・文/山西英希

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