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100を打たないために“絶対にすべきこと”!「致命的なミスは…」と専門家が解説

  • 2024.6.20

スコア「100」が切れない、超えてしまうことに悩む人は多いでしょう。

「そんなときのプレーを振り返ると、打数を増やしてしまったのはじつは2打目、3打目に原因があるんですよ」と、脱サラしてコーチになった理論派の溝間祐輔氏はいいます。

今回のレッスンでは、100を打たないための考え方を解説します!

2打目以降のミスがピンチを広げてしまう

100を打たないために“絶対にすべきこと”!「致命的なミスは…」と専門家が解説
100を打つ人が“気づきにくい”ポイントを教えます!

せっかくティーショットを成功させたのに2打目以降に大きなミスをしてしまい、結果的に「ダボ」を積み重ねてしまうアマチュアはじつはとても多いです。なかでも致命的なミスは「セカンドショットでの大ダフり」と短い距離からの「ウエッジショットでのトップ」。これらは1打ムダにするばかりか、その次の状況も悪化させてしまうので余計なトラブルを引き起こしがち。

「確実にボギーを取ること」を考えるのであれば(パー4の場合)、セカンドショットをきちんとグリーン周りへ運び、サードショット(アプローチ)をしっかり乗せて、2パットであがる。これが“100切りの王道の攻め方”です。この攻め方のなかでいくつかミスが出てしまい、ダボが出ることも現実的にはあり得るでしょう。しかし、そのミスを9ホールに抑えることができれば、100を打つということはなくなります!

短い距離がグリーンに乗らない

ウエッジショットが乗らないとプレーのリズムも悪くなる。とくにウエッジでのトップはグリーンオーバーにつながり、大トラブルになりやすい。

セカンドショットで大ダフり

大ダフりしてしまうとボールが前に進まず、その1打がほぼムダになってしまう。ダボを打たないためには「できるだけグリーンに近づける」ことを考えたい。

ボギーオンを徹底していれば“ パーチャンス”も到来!

100を打たないために“絶対にすべきこと”!「致命的なミスは…」と専門家が解説
セカンドショットの場合

セカンドショットは絶対にダフらない!トップはOK。トップならば前に確実に進んでくれるし、曲がりも少ない。

ボギーオンのためには、まず「ある程度前進するセカンドショット」が必要です。セカンドショットは「ダフらず」、ボールをクリーンにコンタクトすることが求められます。トップはボールが前に転がって進んでくれますし、曲がりも出づらいので問題ありません。

そこからサードショットをウエッジでしっかり乗せる。グリーンの縦幅はおおむね30ヤードほどあるところがほとんどですので、細かな打ち分けは不要です。センター狙いで「15ヤードショート(オーバー)してもグリーンには乗る」という意識をもちましょう。確実にボギーオンできればダボの可能性が大きく減るばかりか、1パットでパーが拾える可能性も!

100を打たないために“絶対にすべきこと”!「致命的なミスは…」と専門家が解説
サードショットの場合

サードショットは中途半端な距離を確実にグリーンオンさせる。「ピンに寄せる」のではなく「グリーンに乗る」ことが最優先。

いかがでしたか。次回からは、具体的な「セカンドショットの運び方」と「サードショットの乗せ方」についてレッスンしていきます。溝間コーチのレッスンをぜひ参考にしてください。

レッスン=溝間祐輔
●みぞま・ゆうすけ/1990年生まれ、東京都出身。大手不動産会社勤務からゴルフインストラクターへ転身。「BLUE WORLD GOLF STUDIO」を中心にレッスンを行なっている。GEARSを用いて体とクラブの動きを理論的に解析することを得意としている。

写真=相田克己
協力=取手桜が丘ゴルフクラブ(アコーディア・ゴルフ)

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