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ヘッドスピードが速くなくても「240ヤード」飛ばすテク!ポイントは“当て方”

  • 2024.6.20
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クラブの性能の進化によって、今どきのドライバーはヘッドスピードが40m/秒くらいでも240ヤード飛ばせることを弾道解析器のデータが証明している。

そのデータどおりの飛距離を出すポイントとは?

“伸びしろ”ならぬ“飛びしろ”を最大限に引き出す打ち方をレッスンする。

簡単にスイートスポットでヒットできる! 遠心力との〝拮抗〟で スイング軌道が安定

ヘッドスピードが速くなくても「240ヤード」飛ばすテク!ポイントは“当て方”
ポイントは“当て方”!初速・打ち出し角・ スピン量、 “飛びの3要素”を 最適化 しましょう!

初速を出す➡ミート率を上げる 軌道安定

ヘッドスピードが速くなくても「240ヤード」飛ばすテク!ポイントは“当て方”
グリップをゆるく握って遠心力を感じましょう!外向きにかかる遠心力拮抗グリップを引っ張る力

重いものを持って左右に振ったとき、写真のように揺さぶられないようにする。軸が保たれていれば遠心力に“拮抗”できている証だ。ダウンスイング以降のクラブの動きが穏やかになり、スイングの安定性が高くなる

力のつり合いがスイングの安定を生む

ヘッドスピードに対して最大のボール初速を出すには、フェースの芯に当てる。データ的には「ミート率」を上げることがポイントになります。そのためにはスイングの安定性を上げていくことが必要不可欠です。
安定したスイングは「遠心力との拮抗」から生まれます。遠心力に負けてしまう、または過度に勝ちすぎる(グリップを激しく動かしてしまう)のではなく、遠心力と“同じだけ”グリップエンド方向に引っ張る力を加えてください。ダウンスイング以降、クラブの動きがゆるやかになり、スイングの安定性が高くなります。

重いものを持って左右に振ったとき、写真のように揺さぶられないようにする。軸が保たれていれば遠心力に“拮抗”できている証だ。ダウンスイング以降のクラブの動きが穏やかになり、スイングの安定性が高くなる

ボールをつかまえる

ヘッドスピードが速くなくても「240ヤード」飛ばすテク!ポイントは“当て方”
フェースは少し開き気味のイメージでスクエア

最新ドライバーは重心深度が深く、重心角も大きいモデルが多く、ボールをつかまえる特性を自然に出してくれる

フェースターンはクラブにまかせる

インパクトでは「少しフェースが開いている」ぐらいのイメージが、じつはスクエア。プレーヤーが能動的にフェースターンをしてしまうと、ヘッドが返りすぎてチーピンのミスを引き起こす可能性が高まるので要注意です。

ボール初速を上げるには、しっかりとボールをつかまえることが大切です。と、いっても、最新のドライバーは重心深度が深く、重心角も大きいモデルが多く、クラブの機能そのものがボールをつかまえる仕事を担ってくれるので、無理にフェースターンをする必要はありません。

ヘッドスピードが速くなくても「240ヤード」飛ばすテク!ポイントは“当て方”
目標ミート率1.45以上

いかがでしたか? 遠心力の拮抗を意識して、スイング軌道を安定させましょう!

レッスン=竹田綾人
●たけだ・あやと/1997年生まれ、奈良県出身。中央学院大学ゴルフ部を経て、指導者の道へ進み、22年にPGAティーチングプロ資格を取得。エースゴルフクラブ千葉、赤坂と茨城県つくば市のDIVERSE GOLFで多くのアマチュアをレッスン中。

写真=田中宏幸 協力=エースゴルフクラブ赤坂

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