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最新アイアンの打ちこなし方!「フェースを開閉…」とプロが解説

  • 2024.6.20
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最新クラブには適した最新の打ち方がある。それによってクラブがもつやさしさを引き出し、やさしくプレーするのが最先端のラウンド術! 最新クラブの代表的な性能をもつドライバーとアイアンを集め、石井良介が打ちこなし方をレクチャーするラウンドレッスンを行なった。

高慣性モーメントのドライバーと同じくフェースの開閉を抑える

最新アイアンの打ちこなし方!「フェースを開閉…」とプロが解説
使いこなせない 球がつかまりすぎるときがある!飛ぶけど左へのミスが出ちゃう~

アベレージゴルファー向けのキャビティアイアンはヘッドサイズが大きめで、トゥとヒールに大きく重量を配分し、慣性モーメントも大きい。これらによってミスヒットの強さを発揮しますが、高慣性モーメントのドライバーと同様にフェースを開閉させないことがポイント。

ヘッドを操作しにくいものを無理に動かすとズレたままになりやすいのです。とくに重いトゥ側が動いてしまうと、フェースが大きく開いてミスショットにつながってしまうので、ラージサイズのキャビディアイアンもスクエアなフェース向きをキープすることが鉄則で、上手に打ちこなすコツになります。

最新アイアンの打ちこなし方!「フェースを開閉…」とプロが解説
フェースをねじらず目標に向かって、スクエアな向きとライ角やプル角を保ったまま振っていく(○)、フェースがいったん開いてしまうと開きっぱなしになりやすく、それを嫌がると大きく返しすぎてしまう傾向もある(×)

水平素振りでスクエアを体感

スイング中のフェース向きを安定させるには、クラブを腰の高さまで持ち上げて水平素振りを行なう。そのときにフェース面がねじれずに、体の回転とクラブが同調する感覚を養い、この感覚を本番のスイングに活かそう

三角定規をイメージ&崩さない

各アングルをキープするには、体の正面に三角定規をイメージするのが効果的。上の写真のように、実際のクラブのほかに「ヘッドとみぞおちあたりを結んだ三角定規」をイメージして、三角の形を崩さずに振り続けよう

三角定規を崩さずスイング。ヘッドのトゥをつねに上へ向けながら、手元を下げる力を加え、ヘッドが落ちる力と拮抗させるのがポイントだ

手元やヘッドの位置がズレて三角定規が崩れると、インパクトもズレてしまう

グローブライド オノフ
アイアンAKA

「最新クラブはスクエアが共通ポイント!」

このキャビティアイアンは、球が高く上がるし、つかまってくれる。ミスヒットにも強いやさしさは、私にとっての「やさしい」ですね。高慣性モーメントと軽量のドライバー、そしてこのアイアンもそうですが、最新クラブは「体を積極的に回してスクエアなフェース向きをキープする」のが共通ポイント。手先では何もしない、無理もしない、シンプルなスイングがクラブの性能をフルに発揮してくれると感じました(丸山)

いかがでしたか? 三角定規のイメージを忘れないようにしましょう。

レッスン=石井良介
●いしい・りょうすけ/1981年生まれ、神奈川県出身。PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファー。アマチュアのリアルなスイングや感情に訴えかけるアドバイスが多くのゴルファーを開眼させ、全国で行なうレッスン活動はつねに満員。レッスンの日程はインスタグラム(@ryosuke.ishii.214)などで開示中。

[アマチュア代表]

丸山雄史さん
●38歳●ゴルフ歴15年●平均スコア96.7●ヘッドスピード43m/秒

写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ

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