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今月チェックしたいNetflix映画はこれ! 永瀬廉さん主演『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』【編集部の「これ、気になる!」 Vol.69】

  • 2024.6.19

家事や子どもの寝かしつけが終わり、ようやく訪れる自分だけの時間…! 推しのドラマや映画をチェックして気分をリフレッシュ、心の充電をしているというママたちはきっと多いはず。

そんなみなさんにこの夏チェックして欲しいのが、6月27日(木)から配信されるNetflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』、通称『よめぼく』です。

限られた時間の「命と恋」という悲しいテーマなのに、観終わったあと前向きな気持ちになれると話題の作品です。

本作は森田碧さんによるベストセラー小説の実写化で、主演を務めるのはKing&Princeの永瀬廉さん。今夏に主演したドラマ『東京タワー』も話題になりましたね。

17歳で突然余命を宣告された、永瀬さん演じる主人公の早坂秋人が、自分よりも余命の短い少女と運命の恋に落ち、再び人生に希望を見いだしていく物語。ヒロインの桜井春奈を演じるのはNetfliixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』や7月期のドラマ『ブルーモーメント』など注目作への出演が続く女優・出口夏希さん。

監督を務めるのは『ホットロード』や『アオハライド』、『今夜、世界からこの恋が消えても』などを手がけてきた、青春恋愛映画の名手・三木孝浩監督。

この度、6月27日の配信スタートに先駆けて『よめぼく』配信記念イベントが開催され、永瀬廉さん、出口夏希さん、三木孝浩監督が登壇しました。コメントの一部を紹介します。

▼いよいよ配信の日が近づいていますが、今の気持ちを聞かせてください。永瀬:観てくださった方がどういう気持ちになったのかを聞くのがすごく楽しみで、ワクワクが高まっています。

出口:やっと皆さんにお披露目できる日が来るのでこの日が迎えられてうれしいです。

三木:普段だと配信日や公開日が近付くと不安になってしまうものですが、今回は永瀬さん、出口さんの空気が本当に素敵で、その空気に引っ張られて、撮っている最中から『素敵な映画になる』と思えたので、むしろ早く観てほしいという気持ちでいっぱいです。

▼永瀬さんは作品を見終わった後、思わず泣いてしまったそうですが、全体を見た感想はいかがですか?永瀬:まぶしいっ! 17歳でお互いタイムリミットがありますが、17歳だからこそのピュアさや真っ直ぐさがあって。2人のちょっとしたボタンのかけ違いから起こる切なさだったり。高校の文化祭のシーンは青春という感じがありましたし、2人の表情の切り取り方、三木さんが伝わるように撮ってくださったので、いろんなパズルが上手くはまった作品だと思いますね。

出口:悲しいはずのお話なのに、春奈は幸せだったんだろうなと。前向きになれたというか、心が温まったなという余韻に浸りましたね」

▼試写で鑑賞した93%の方が泣いたそうですが、ラストは前向きな気持ちになれたという感想も多くあったとのことで、その感想に対してはいかがでしょう?出口:私も同じことを思ったので、皆さんにそう感じていただいたのなら成功というか、春奈はこれでよかったんだという自信になりました。

永瀬:自分たちがその感想を書いたんじゃないかっていうくらい、同じ感想で嬉しいよね。皆さんにもそう思っていただけたというのは。

三木:最初に企画をもらった時に原作を読んだ印象がまさにそれで。特に春奈と秋人がかわいそうではなく、羨ましいと思えたんですよね。期限はあるけど、相手への思いを寄せ続けるということが、とても眩しいし、羨ましいというのを感じたんですよね。

永瀬:かわいそうではなく、羨ましい。それ、俺が言いたかった(笑)。

▼それぞれの推しシーンを教えてください。永瀬:花火ですね。物語の中盤、ある理由でお互いがすれ違って、そこに出てくる重要なものとして花火があるんです。そこは見ていただいたらきっとわかると思います。お互いを思うからこそのすれ違い、そこに僕はグッときて。かなり推しのシーンです。

出口:私は春奈と秋人が親友と再会するシーンです。この作品は恋愛だけでなく、友情もテーマになっているんですが、3人の思いが詰まっていて愛おしかったです。

三木:僕は秋人が病室で春奈の絵を描いてるシーン。2人の雰囲気がすごくよくて、僕も感情があふれてなかなかカットをかけられなくて。モニターを見てるスタッフが全員泣いていました。本当に思い出深いシーンです。

▼最後に代表して、永瀬さんからコメントをお願いします。永瀬「この命と恋の物語は、全世界・全世代に通ずるテーマだと思いますし、お互いのためにどう必死に、自分の中の心を燃やして行動に移していくかという物語です。いろんな人の心を動かせる作品だと思います。是非見ていただけると幸いです」

イベント中は終始和気あいあいとした雰囲気。この素敵な空気感はきっと作品にも反映されているのでしょう。ちなみに主題歌はフジファブリックの名曲「若者のすべて」のsuis from ヨルシカによるカバー。こちらにも注目です。

Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』

2024年6月27日(木)よりNetflixにて世界独占配信スタート

原作:森田碧『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』(ポプラ社)

監督:三木孝浩

脚本:吉田智子

音楽:亀田誠治

主題歌:suis from ヨルシカ「若者のすべて」(Polydor Records)

キャスト:永瀬廉、出口夏希、横田真悠、杏花、秋谷郁甫、大友一生、月島琉衣、野間口徹、水橋研二、夙川アトム、木村文乃、大塚寧々、仲村トオル、松雪泰子

Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/jp/title/81581946

(田辺香)

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