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アーミー・ハマー、カニバリズム疑惑でキャリアが終わった「今はすべてに感謝」

  • 2024.6.19
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Armie Hammer at 2020 E! People's Choice Awards - Backstage

セックス・スキャンダルで表舞台から姿を消したアーミー・ハマーが、ポッドキャスト「Painful Lessons(原題:痛みを伴って得た教訓の意)」に出演し、キャリアは失墜したものの、この数年で経験したすべてに感謝していると語った。2021年に彼は匿名でエフィーと名乗る女性から、カニバリズム願望を記したメッセージを暴露されたことをきっかけに、複数の女性から性的暴行やサディズム行為を訴えられた。

この疑惑を受け、彼は事務所から契約を解除され、ドラマ「ジ・オファー / ゴッドファーザーに賭けた男」やジェニファー・ロペスとの共演映画『ショットガン・ウェディング』など、決まっていた作品からも解雇された。ロサンゼルス警察が性的暴行容疑で捜査を行ったが、2023年5月末に刑事告訴しないことを発表している。

カニバリズム疑惑について、「カニバルと呼ばれ、誰もが信じた。『あいつは人を食べた』なんて言われた。何を話しているのか、わかっていたのかな? カニバルになるために何をすべきか知っています? 人を食べなくちゃいけないです! カニバルになれるわけがない。あれは奇妙な経験だった」と自虐的に振り返るが、「誤解があったにせよ、人から何を言われたにせよ、何が起こったにせよ、今はそのすべてに感謝している」という。というのも、スキャンダルが起こる前までは、「自分を愛する術も、自己承認の術も、知らなった」そうだ。「なぜなら多くの人から愛情をもらうことのできる仕事に就いていたから」

「今はすべてに感謝している。以前は気分も良くなかったし、満足することもなく、十分だとは感じられなかった。自分に満足できず自己肯定感も持てなかった」。一連のスキャンダルで、彼はキャリアとともにエゴも失ったと語る。「人生で中性子爆弾が爆発したかのようでした。僕自身と僕のエゴが抹殺され、友人だと思っていたけど、そうでなかった人たちすべてが一瞬で消えた」「だけど今も建物は変わらず建ち続け、僕もまだここにいて、健康でもある。このことに本当に感謝している」。彼は今、ハリウッドで俳優としての居場所はないが、アーティストとして友人たちと一緒に脚本を書いているそうだ。

Text: Tae Terai

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