知らない土地に行くと、新しい発見や思わぬハプニングなどに出会うことがありますよね。ある知人が、地方出張に行った際に起きた、電車での恐怖体験を話してくれました。今回はそんな知人から聞いたエピソードをご紹介します。
仕事で地方へ
仕事で地方へ行ったときのこと。
そこは電車で片道2時間以上かかる距離でした。電車から見える風景は、見渡す限り山や田畑など自然がいっぱいです。
近くには温泉もあるらしく、『こんなにのどかなところなら、プライベートで行きたいな』なんてのんびり考えていました。
帰りの電車でうとうとしていたら
仕事を終えた帰り道。電車に乗ったときには、外は真っ暗になっていました。まだまだ時間がかかるので、寝ようかなと思ってうとうとしていたときでした。
『キイイィーッ!』
急ブレーキがかかって、電車は急停車しました。
何が起こったの?!
急なことに驚いていると、アナウンスが入りました。内容は、緊急停車したことと、原因は調査中ということでした。
外を見ても真っ暗で何が起こったのかさっぱりわかりません。調査中っていったいどれくらいかかるんだろう。経験したことがない事態に少し怖さを感じました。
まさかの地方あるある
おそらく5分から10分くらいたったとき、「大変お待たせしました」とアナウンスが入りました。
「野生動物と接触したようです。問題はありませんでしたので運転を再開いたします。ご乗車の皆さまには〜」と言い、電車が動き出したのです。
『野生動物と接触』というアナウンスを初めて聞いた私。予想外の原因にびっくりしました。
あとでわかったことですが、野生動物との接触は、この地方では日常茶飯事のことらしいです。地域によっては、こんなことも日常的に起こるんだ、と知った出来事でした。
まとめ
野生動物が身近にいない土地に住んでいる人からすると、動物と電車の接触が日常茶飯事とはおどろきですね。自分では当たり前と思っていることでも、地域が違えばびっくりすることなのかもしれないな、と感じさせられるお話でした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:橘るい