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アルコールで合皮が白くなった時の直し方 変色の理由も解説

  • 2024.6.19
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アルコールで合皮が白くなる理由

アルコールで合皮が白くなった時の直し方
イエコレクション iecolle

合皮・革製品が白くなってしまう理由を学び、変色を防ぎましょう。
合皮・革のバッグや靴などにアルコールが付着すると、表面のコーティングとアルコールが化学反応を起こします。
これが白くなってしまう理由です。
合皮や革製品のコーティングは色落ち防止などのため施されていますが、アルコールとコーティングが反応すると変色や劣化に繋がります。
スプレーでも除菌ウェットティッシュでも同様なので注意しましょう。

合皮にアルコールがついてしまうと…

アルコールで合皮が白くなった時の直し方
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合皮や革製品にアルコールが付いてしまうのも、傷む理由になります。
アルコールによって合皮の塗装を溶かしたり、染料を変質させたりして色落ちする恐れがあるためです。
また、コーティングが剥がれて劣化を進める原因になることも。
アルコールによって濡れてふやけた部分は、乾いた時に形が戻らず凸凹になってしまう可能性もあります。

白くなった合皮や革の変色・シミの直し方

アルコールで合皮が白くなった時の直し方
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革製品の変色理由を学んだところで、白くなった合皮や革の変色・シミの直し方を紹介します。
家庭にあるもので簡単にできる方法を紹介しましょう。

ワセリンを塗る

合皮製品にアルコールが付着して白くなった部分には、ワセリンを使う直し方がおすすめです。
手頃な黄色ワセリンや不純物を取り除いて精製した白色ワセリンなどがありますが、どの種類のワセリンでも白くなった部分を直すのに役立ちます。

食用オイルを塗る

オリーブオイルやキャノーラ油などの食用オイルを使った直し方もあります。
合皮の白くなった部分にオイルを塗り込むだけで、変色を戻すことが可能。
ただし、時間が経つと徐々に変色が復活する場合があり、その時は塗り直しが必要です。

合皮の汚れの落とし方・除菌方法

アルコールで合皮が白くなった時の直し方
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合皮・革製品の汚れ落としや除菌方法について紹介します。
なるべく合皮や革に負担を掛けずに行うことが大切です。

水拭きする

革や合皮についた汚れは水拭きで落としましょう。
アルコールが付着した場合は、シミの部分を軽く濡らしたあと、表面を軽くこすります。
風通しのいい場所で乾かしておくと、アルコールの成分と一緒に水分が蒸発するので、汚れが目立たなくなります。

洗剤の水溶液で拭く

中性洗剤で合皮製品の汚れ落としや除菌をすることもできます。
洗剤の表示を確認しながらぬるま湯に洗剤を溶かし、布をひたして固く絞ったら拭いていきます。
汚れが気になる部分は叩くようにするのがおすすめです。
最後に水拭き・乾拭きをして洗剤が残らないようにしましょう。

次亜塩素酸ナトリウム水溶液で拭く

革や合皮製品の除菌をしたい場合は、次亜塩素酸ナトリウムを使うのがおすすめです。
約0.05%程度に薄めた溶液を布に付け、やさしく全体を拭いていきます。
スプレーする場合は、少し離れた距離から1プッシュ吹きかけます。
溶液の量が多すぎると変色やシミになる可能性があるので注意しましょう。

落ちないシミはクリーニングへ

アルコールで合皮が白くなった時の直し方
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水拭きや中性洗剤を使って汚れ落としを試してみても落ちない場合、自分で対処しようとせず、専門のクリーニングに出すのがおすすめです。
直し方を間違ってプリントなどが消えてしまうと元に戻せなくなります。
そうなる前にプロに任せる方が安心です。

まとめ

今回は、合皮にアルコールが付いて白くなった時の直し方について紹介しました。
合皮・革製品がいつの間にか白くなる理由は、アルコールの付着によるものが多いです。
手指の除菌をした際に合皮のバッグや靴にアルコールが付いてしまった場合は、ワセリンなどを塗って対処することができます。
また、合皮製品の除菌をしたい場合はアルコールではなく次亜塩素酸ナトリウムを使うのがおすすめです。
大切な合皮製品を傷めないためにも、アルコールはなるべく付着しないように気をつけましょう。

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