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【韓国女優】輝かしいペ・スジはどんな20代を過ごしてきたのか

  • 2024.6.19
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韓国で6月5日に公開された映画『ワンダーランド』で主役として共演したパク・ボゴムとペ・スジ。映画の宣伝とはいえ、2人は仲睦まじいカップル写真を披露して、本当に相性の良さをアピールしていた。

映画『ワンダーランド』は、亡くなった人を人工知能で復元するビデオ通話サービス「 ワンダーランド」を通じてかつて愛した人と再会するという抒情的なストーリーだが、ペ・スジにとっては20代最後の主演作品になりそうだ。そんな彼女は、この10年間はどんなふうにキャリアを積み重ねてきたのだろうか。

若い才能がぶつかりあった『ドリームハイ』で俳優人生に足を踏み入れたペ・スジは、映画『建築学概論』の好演によって「国民の妹」というキャッチフレーズで呼ばれて人気を集めた。

そのときは18歳だったが、20代に入ってからは『ピノキオ』『むやみに切なく』『あなたが眠っている間に』といったドラマの主演女優として瑞々しい感性を見せてくれた。そして、トップ女優として颯爽とした姿を存分に発揮していたのが『スタートアップ:夢の扉』だった。

このドラマは、IT企業をスタートから立ち上げていく若者たちの群像劇だった。それだけに、チャレンジ精神あふれる起業精神が物語の題材になっていたが、その中でペ・スジは有能な若手経営者ソ・ダルミに扮していて、ナム・ジュヒョクは天才プログラマーのナム・ドサンを演じていた。

ペ・スジ
ペ・スジは女優として充実した20代を過ごしてきた
「輝く20代」を象徴する作品

圧巻だったのは、少女時代に辛い環境で育ったダルミが絶対に夢を実現させようとハツラツと前向きに取り組む姿勢だった。ペ・スジは若々しい表現力をいかんなく発揮して、ドラマを夢見るように彩っていた。実際、ダルミは何度も苦境に陥るのだが、ドサンの助けを借りて不死鳥にように甦ってきた。

ちょうど、ドラマが放送されていた2020年は全世界的にコロナ禍に見舞われていたが、暗い世相を一気に転換させるような明るさをペ・スジが存分に見せていた。

そういう意味でも、『スタートアップ:夢の扉』は見れば見るほど夢を語れるドラマであったし、ペ・スジの「輝く20代」を象徴する作品になっていた。

以後のペ・スジは個性的な役を演じることが多くなったが、間違いなく彼女の20代を振り返ったときに『スタートアップ:夢の扉』はターニングポイントになったドラマであった。

文=大地 康

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