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【今日の一養生 6月19日】梅雨時期に胃腸の調子が悪くなる理由:漢方養生で毎日上々!

  • 2024.6.19
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少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月19日 梅雨時期に胃腸の調子が悪くなる理由

梅雨時期、女性の半数以上が体のだるさや重さなど、不調を感じているというデータもあるほど。
ジメジメするこの季節に体調を崩しやすい人は多いです。
東洋医学では、このだるさや重さの発端は、胃腸にあると考えます。

東洋医学の考え方で、自然界にある基本的な物質を木、火、土、金、水の5種に分類し、体との関連を一覧にした表、「五行色体表」を用いて治療や養生に応用する考えがあります。添付の画像を照らし合わせてみてください。
5月31日の記事もご参考にされてください。

そのなかに、“五悪”といって、臓器が苦手とする気候変化がわかります。
五行色体表の“土”に対応する臓腑は胃腸。
土(胃腸)の悪は湿。
つまり、胃腸は湿気が苦手です。
湿気は胃腸の働きを弱め、食欲不振や、膨満感、体のむくみやだるさなど、人によってさまざまな症状が出てくると考えます。

高い湿度で調子の悪い今だからこそ大切にしていただきたいのが、きちんと食べること。
きちんとエネルギーになる食事をしないと、これからの夏本番、体は本当に参ってしまいます。
明日は、特に梅雨時期には外せない食養生についてお話ししたいと思います。


今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

illustration:moxies edit:Nao Yoshida
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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