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瀬戸利樹、“セラピスト役”への挑戦「ちょうどいい体に仕上がりました」施術の見学など役作りも明かす<買われた男>

  • 2024.6.19
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DRAMA ADDICT「買われた男」で主演を務める瀬戸利樹にインタビュー (C)「買われた男」製作委員会
DRAMA ADDICT「買われた男」で主演を務める瀬戸利樹にインタビュー (C)「買われた男」製作委員会

【写真】瀬戸利樹、節制して作り上げた肉体美も見どころ

瀬戸利樹主演のDRAMA ADDICT「買われた男」(毎週水曜深夜0:00-0:30、BSテレ東ほか)が6月19日(水)の放送で最終回を迎える。

同作は、漫画・三並央実、原作・芹沢由紀子の人気漫画をドラマ化。“女性用風俗”を舞台に、悩みを抱えた女性たちがセラピストたちに心も体も癒やされていく物語で、女性用のマッサージ店「KIRAMEKI」でセラピストとして働く主人公・ヤマトを瀬戸が、同店の色気担当・龍一を久保田悠来、人気ナンバーワンセラピスト・シアンを池田匡志が演じている。WEBザテレビジョンでは、瀬戸にインタビューを実施。最終回を前に撮影裏のエピソードなどを語ってもらった。

「作品を通してどういうものかを伝えられたら」

――今回、出演が決まったときの感想を教えてください。

地上波で女性用風俗をテーマとして扱うのは初めてだと伺いました。友人との間でも話題になったことがあり、「行ったことはないけれど検索はしたことある」などと聞いていたので、どういう世界なのか興味もありましたし、作品を通してどういうものかを伝えられたらいいなと思いました。

あとは、一つの作品で監督が5人いらっしゃることもなかなかないので、とても楽しみでした。

――5人の監督から演出を受けた経験は新鮮でしたか?

そうですね。僕が演じるヤマトは“普通っぽさ”が売りなのですが、普通というさまざまな捉え方ができるキャラクターだからこそ、最初は正直不安な部分もありました。

ですが、普通っぽさが売りだからこそ、1話から最終話にかけてヤマトの人間としての成長物語が描きやすく、監督5人の向いている方向が一緒だと感じられたので、「あれ?ヤマトっぽくないな」と感じることなく撮影を進められました。

――瀬戸さんから見て、ヤマトはどんな人物ですか?

ヤマトについて考える上で、まずは「“普通っぽさ”とは何ぞや」というところから始まりました。バツイチで、当たり前な日常から些細なことで元奥さんと離婚してしまい、それがトラウマになっている人物ではあるのですが、そこから逃げずにセラピストという職業を通して女性と向き合っているのは、誰もが出来ることではないと感じました。一度ダメになったことに立ち向かう勇気があるところは、ヤマトの魅力だと思います。

そして、セラピストという設定もあり、毎話ゲストの方が来てくださって一緒にお芝居をする中で受け芝居が多かったのですが、後半にかけてヤマトがリードし、自分の言葉に自信を持って接していく場面も描かれてきました。

ヤマト自身が成長している面もありますが、これまでお店に来てくれた女性たちの言葉に感化されて成長できているので、女性用風俗が題材ではありますが、人間模様も丁寧に描かれている作品になっていると感じます。

――セラピストの役を演じる上で、役作りはしましたか?

実際に施術の見学をさせてもらいました。セラピストの方々は、これほど女性ファーストな施術をしているんだと感動し、利用するお客様の満足度は本当に高いのだろうなと感じました。

施術だけではなく、話をするために利用する方やデートで利用する方など、思っていたよりも幅広い使い方をしていることも実際に見学の場で知ることができました。

あとは、体が見えるシーンがたくさん出てくるので節制して役作りしました。シチュエーションによってはオイルを使うこともあり、「オイルを使うとよりマッチョに見えるね」と現場でも言っていただいて(笑)。いい体になっていると思います!

ただ、普通っぽさが売りのヤマトなので、そこまでバキバキにならないようには意識しました。ちょうどいい体に仕上がったので、そこも注目していただけたらうれしいです。

「口以外にキスをするのは不思議な感じがしました」

――撮影の中で印象に残っていることは何かありますか?

「キス=口」というイメージがありましたが、それ以外の場所にもキスしていくのは不思議な感じがしました。顔であれば、自分の顔で女優さんの顔を隠さないようにキスした方がいいというのは分かるのですが、それ以外だと自分がどう顔を向けたらいいのかなど考えたことがなかったので、初めての経験で印象に残っています。

あとは、さまざまなタイプの女優さんがゲストで来てくださったので、それも新鮮でした。女性との絡みは基本的にひとつの作品で1〜2人程度なので、これほどいろいろな方とお芝居が出来ることはあまりなく、その点においても楽しかったですね。

そして、現場でお話している中で、シアン役の池田くんと似ている部分が多くて。「撮影が終わったら二郎系ラーメンを食べてみたい」と話したら、連れて行ってくれることになりました。

次は車で一緒にどこかに行こうかとも話しているので、実現できたらいいなと思っています。

――龍一役の久保田さんの印象はいかがでしょう?

年齢は少し上ですが、本当におちゃめな人だなという印象です。あの低音ボイスで、みんなに聞こえないようにボソッと笑わせてくるところはずるいなと思います(笑)。

僕の中ではああいった40代になるのが理想なので「どうしたら色気が出ますか?」と質問したのですが、良いアドバイスは返って来なかったので、自分で頑張るしかないのかなと思っています…(笑)。

「買われた男」最終話あらすじ

予約の入ったセラピストのヤマト(瀬戸利樹)が向かった部屋にいたのは元妻の香苗(小島梨里杏)だった。

驚くヤマトに対して慣れた様子で女性用風俗の流れを語る香苗。ヤマトと離婚した当日、女性用風俗に行ったと言い、ヤマトにしてほしかったことを他のセラピストに全部してもらっているが、本当はヤマトに満たしてほしかった、と思いをぶつける。

離婚後もお互いの存在に縛られていたことに気づいた二人は、本当のさよならを告げて別れていく。その後、一人になったヤマトは「自分はいつまで大切な人を幸せにできないのか」と悩む。

そんな中、昔、幼馴染の綾花(武田梨奈)が教えてくれた映画を見に行く。同じく映画館に来ていた綾花から病を患っていることを告白される。

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