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カーテンが長いとき・幅が余る場合の対処法 裾上げなどのサイズ直し方法を解説

  • 2024.10.26

窓に対してカーテンが長い、余る…

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部屋の印象を大きく左右するカーテン。
どんなに素敵なカーテンでも、窓に対して長い、幅が余るなど、サイズが合っていないと台無しになってしまいます。
カーテンの丈が長い・幅が余る場合は、店舗に持ち込みしなくても、自分で調整することも可能。
適切なサイズにすることで、お気に入りのカーテンをより素敵に見せられます。

適切なカーテンの長さ・幅は?

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カーテンの適切なサイズは、窓の種類によって異なります。
まずは窓の種類別に、カーテンの適切な長さ・幅をチェックしておきましょう。

掃き出し窓

掃き出し窓のカーテンの長さは、固定ランナーから床までの長さ-1cm程度がベスト。
あまり長いと引きずってしまい、逆に短すぎると光が漏れたり冷たい空気が入り込んだりする可能性があります。
掃き出し窓の幅は、約170cm~180cmが一般的。
その場合、カーテン1枚の適切な幅は100cm程度になります。

出窓

出窓の外側にカーテンを付ける場合は、窓枠下から+15cm程度の長さがおすすめ。
出窓の内側に付ける場合は、固定ランナーから窓枠の下までの長さ-1cm程度の長さに調整します。
出窓に付けるカーテンの幅は、レールの両端にある固定ランナー間の長さを測り、5%程度ゆとり分をプラスした長さが適切です。

腰高窓

腰高窓のカーテンの適切な長さは、窓枠の下15~20cm程度。
ランナーから窓枠の下までの長さを測り、15cm~20cmプラスした長さに調整しましょう。
腰高窓のカーテンの幅は、100cm程度が一般的。
一般的なサイズでない場合は、両端の固定ランナー間の長さを測り、5%程度のゆとり分をプラスします。

切らないサイズ直しの方法

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ここからはカーテンが長いときのサイズ直しの方法について解説。
まずは裾上げテープやクリップなどを使い、切らないで短くする方法を紹介します。

カーテンフックを変える

数cm程度の調整であれば、カーテンフックを変えるだけで短くすることが可能。
アジャスター付きのカーテンフックに付け替えることで、丈詰めしなくてもサイズ調整できます。
AとBの2タイプがあるアジャスターフックですが、長いカーテンの丈を短くする場合はAフックを使用するのがおすすめです。

裾上げテープで裾上げ

長いカーテンを切らないで短くするのに便利なのが、裾上げテープ。
布用両面テープや裾上げ専用テープなどさまざまな種類があり、貼り付けるだけで簡単に丈詰めできるのがメリットです。
針と糸を使わずに自分で丈詰めできるので、裁縫が苦手な人にもおすすめ。

安全ピンやクリップで裾上げ

手軽にカーテンを短くするなら、安全ピンやクリップで裾上げする方法もおすすめ。
カーテンの裾を安全ピン・クリップで留めるだけなので、簡単に元に戻せるのもメリットです。
クリップはカーテン用クリップや文房具のクリップなど、さまざまなものが使えます。

布用接着剤で裾上げ

衣類の裾上げなどにも使える布用接着剤を使った切らないサイズ直し方法も。
アイロンで折り目を付けた後、塗って接着するだけで、カーテンを切らないで簡単に丈詰めできます。
こちらも針と糸を使わない方法なので、裁縫が苦手な人におすすめです。

切るサイズ直しの方法

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続いてはカーテンの裾を切るサイズ直しの方法を紹介。
しっかりと縫い付けて裾上げしたい人には、以下の方法がおすすめです。

手縫いして裾上げ

切るサイズ直しでもっともシンプルなのが、自分で手縫いして裾上げする方法。
ミシンのように準備の必要もなく、針と糸さえあればすぐに丈詰めできます。
方法によっては縫い目を目立ちにくくできるのもメリット。
ミシンに比べて時間はかかるものの、裁縫が得意な人にはおすすめの方法です。

ミシンを使って丈詰め

仕上がりの美しさや丈夫さを重視するなら、ミシンを使って丈詰めするとよいでしょう。
ミシンを使うことでスピーディーに裾上げでき、強度が高く見た目にもきれいに仕上がります。
準備の手間はかかりますが、作業をスムーズに進めたい人におすすめです。

お直し店へ持ち込みする

自分で短くするのが難しい場合は、無理に直さずお直し店へ持ち込みするのがおすすめ。
店舗に持ち込みして依頼すれば、自分でサイズ直しするよりきれいに仕上がります。
カーテン専門のお直し店の他、カーテンのクリーニング業者や衣類のお直し店などでも依頼できます。

自分でサイズ直しをする際の手順

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丈が長い・幅が余るカーテンのサイズ直しをする場合は、正しい手順で作業を進めることが大切。
ここからは自分でサイズ直しをする際の手順について解説します。

カーテンの長さ・幅を測定

まずは適切なカーテンの長さ・幅を測定します。
固定ランナーから窓枠の下までの長さ、両端の固定ランナー間の長さをそれぞれ測り、カーテンの適切なサイズを決めます。
窓の種類によってカーテンの適切な長さ・幅は異なるので、それぞれ確認しておきましょう。

アイロンでカーテンを伸ばす

カーテンを切る前に、アイロンでカーテンを伸ばします。
シワやヨレがあると正確な長さに切ることができないため、しっかりと伸ばしておくことが大切です。
ただしカーテンの素材によってはアイロンで生地を傷めてしまうことも。
あらかじめ洗濯表示を確認するようにしてください。

縫い代幅をとってカット

カーテンにアイロンをかけたら、いよいよカーテンを切る作業です。
カーテンを切るときは、希望の長さに縫い代幅を10cm程度プラスした長さでカットしましょう。
縫い代幅をとっておくことで、重みによって生地が安定し、裾上げした部分がヨレにくくなります。
最後に裾上げをして完了です。

まとめ

カーテンの丈が長い・幅が余る場合は、お直し店に持ち込みしなくても自分でサイズ直しすることが可能です。
また、カーテンを切るサイズ直し方法の他にも、裾上げテープやクリップなどを使った切らない方法もあります。
丈が長い・幅が余るカーテンを自分で短くするのが難しい場合は、お直し店に持ち込みするのも方法の1つ。
今回紹介した方法を参考に、自分に合った丈詰め方法を見つけて、カーテンのサイズ直しにトライしてみてください。

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