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加藤雅也“周作”、妻・赤間麻里子“芳美”の記憶をなくしても心が覚えている姿に感涙「ボロ泣き」とトレンド1位<アンメット>

  • 2024.6.18
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「アンメット ある脳外科医の日記」第10話より (C)カンテレ
「アンメット ある脳外科医の日記」第10話より (C)カンテレ

【写真】周作(加藤雅也)の診察をするミヤビ(杉咲花)

杉咲花が記憶障がいの脳外科医を演じる、医療ヒューマンドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(毎週月曜夜10:00-10:54、カンテレ・フジテレビ系)の第10話が6月17日に放送された。画家の柏木周作(加藤雅也)の脳腫瘍が悪化し、記憶をなくしつつも妻・芳美(赤間麻里子)のことを心で覚えているようすが描かれて、涙があふれてきた。SNSでも「めっちゃ涙止まらん」「ボロ泣きだわよ 加藤雅也さんすごすぎ…」とコメントが寄せられ、トレンド1位となった。(以下、作品のネタバレを含みます)

「アンメット」とは

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公・ミヤビ(杉咲)が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は、講談社「モーニング」で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。

ある事故で脳を損傷した丘陵セントラル病院の脳外科医・川内ミヤビを杉咲が演じるほか、同じく脳外科医で優秀だが変わり者の三瓶友治を若葉竜也、救急部長で脳外科も兼務している星前宏太を千葉雄大、看護師長の津幡玲子を吉瀬美智子、ミヤビの主治医である関東医大病院の脳外科教授の大迫紘一を井浦新が扮する。主題歌はあいみょんによる「会いに行くのに」。

ミヤビの務める病院に画家の周作がてんかん発作で運ばれてくる

1年半前、不慮の事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビは、過去2年間の記憶をすべて失い、新しい記憶も1日限り、寝て起きたら前日の記憶がなくなってしまう記憶障害に。ミヤビの1日は毎朝5時に起きて机の上の日記を読み、失った記憶を覚え直すことから始まる。現在は、関東医科大学病院脳神経外科の教授・大迫紘一(井浦新)の治療を受けながら、記憶をなくす前の研修先だった丘陵セントラル病院に勤務しているが、医療行為は一切行わず、看護助手として働いていた。しかし、同じ脳外科医・三瓶友治(若葉)に促されて手術を無事に成功させ、脳外科医に戻ることに。

一過性健忘の症状が現れ、突如、三瓶が誰だか分からなくなってしまったミヤビ。今回は軽い発作で済んだが、大迫は三瓶にミヤビの病状を詳しく伝えた上で、手術するにはあまりにも危険だから絶対に手を出すな、と釘を刺す。

数日後、画家の柏木周作(加藤雅也)が公園でてんかん発作を起こし、丘陵セントラル病院に運ばれてくる。

ミヤビ「芳美さんのこと、柏木さんの心が覚えてるんですね」

最も悪性の脳腫瘍を患う周作は、できる治療は全て受けてきた上で、もはや手の施しようがない状態だった。ミヤビも周作に似顔絵を描いてもらうなどし、なごやかな時間を過ごす。しかし、周作は徐々にこれまでの記憶も失い始め、妻・芳美(赤間麻里子)のことすら分からなくなっていく。

やがて周作は話しかけても反応せず、寝ている時間が長くなり、食事も摂らなくなってきてしまう。看護師が口もとにスプーンで食事を運んでも口を開けようとしないが、芳美がスプーンで運ぶと口を開けて食べる。看護師が「柏木さん、奥さんがいらっしゃるとご飯食べるんですよねぇ」と言うと、芳美は驚いて「そうなんですか?」と聞く。看護師は「そうなんですよ。ずっと眠ってても奥様がいらっしゃると目を覚ましますし」と話す。ミヤビが「芳美さんのこと、柏木さんの心が覚えてるんですね」と言うと、芳美は笑って応え、目に涙を浮かべながら周作にご飯を食べさせるのだった。

記憶を失っても心が覚えている、そんな夫婦の絆が感動的で涙があふれてきてしまった。SNSでも「めっちゃ涙止まらん」「ボロ泣きだわよ 加藤雅也さんすごすぎ…」「号泣して鼻がつまった」とコメントが寄せられ、トレンド1位に輝いた。

◆構成・文=入江奈々

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