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もうずっと寝ていたい…!義母の呼び出しが続く中、貴重なお昼寝時間を満喫<頑張り過ぎない介護>

  • 2024.6.18
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一つ屋根の下で義母と同居しているまる子さん。嫁姑問題や介護の話をメインに自身の体験をマンガにしています。大学病院に向かうため、家事を済ませて準備を整えたまる子さんでしたが、義母から預かった予約票を見ると、診察予約の日付は1週間前……。仕方なく、急きょ予定を変更して肛門科に行くことにしました。医師からは、直腸脱(肛門から直腸が飛び出す病気)は手術か様子見をするしかないと言われ、まる子さんだけで決められる話ではないので、一旦帰宅して考えることに。

夫に肛門科での話をしたところ、すぐに義母と手術の相談をしてくれたのですが「どうするのか聞いても、答えが返ってこない」ということで、戻って来てしまいました。さすがに直腸脱のケアを一生続けるのは無理なので、まる子さんは手術をしてほしいと思っていますが、義母は手術をきっかけに認知症になるのが怖いようで、前向きではありません……。

次から次へと要求は続く……

言い方の問題ではないです……。

戻せと言ったり、待てと言ったり……。

※完納=直腸脱を戻すこと

さっき、いらないって言いませんでしたっけ……?

今日は、直腸脱に加えて、いつものハァハァもあるようです。

とりあえず、言われた通りにしたところ、しばらく呼び出しはかからず。

※ヴェポラップ…塗る風邪薬

「無」になれる、貴重なお昼寝時間をゲットしました!

朝、いつものように義母の部屋へ向かうと、また腸が出ているとのこと。食後だと吐いてしまうので、サクっとケアして家事をスタートしますが、すぐに呼び出しが……。この日は肛門科に紹介状をもらいに行く予定だったので、すぐに腸を戻して出発しましたが、結局出発してから10分でまたも腸は出てきてしまいました。

帰宅後は、便秘薬を飲んでいてトイレが近いから、落ち着くまで直腸脱のケアは待ってほしいだの、大量の便を出したから息苦しくてお昼はいらないだの、相変わらず自分の都合を押し付けてくる義母。でも、お昼はいらないと言った15分後には「お昼ください」と平気で言ってきて、私も気が抜けません。

食事のあとは、いつもの「ハァハァが止まらない」状態になったようですが、とりあえず言われたまま準備をすると気が済んだようで、しばらく呼び出しはありませんでした。そして、その間私は珍しくお昼寝! 心から「無」になれるこの時間は、本当に貴重です。もう、ずっと寝ていたい……。

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介護は物理的に忙しいだけではなく、いつ呼ばれるかわからないという緊張状態が続くので、お昼寝でゆっくり「無」の時間を満喫できたようで、よかったです。まる子さんの生活を見ていると、物理的なお世話はもちろんですが、関係者への連絡や病院の予約、送迎……本当にやることがたくさんあって、介護生活の大変さを思い知らされます。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


著者:マンガ家・イラストレーター まる子

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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