1. トップ
  2. レシピ
  3. 【今日の一養生 6月18日】便秘解消にはこちらのツボを押してみましょう:漢方養生で毎日上々!

【今日の一養生 6月18日】便秘解消にはこちらのツボを押してみましょう:漢方養生で毎日上々!

  • 2024.6.18
  • 2484 views

少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。
漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。
山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。
毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月18日 便秘解消にはこちらのツボを押してみましょう

肌荒れや肩こりの原因にもなる便秘。
便秘を解消するには、まず食べ物に気をつけて運動不足を解消することが大切ですが、ツボの力も借りて排便を促しましょう。

今日紹介するのは、天枢(てんすう)というおへその横にあるツボです。
おへその真横、左右指三本外側にツボがあります。

天枢は、大腸に作用するツボとして大昔から使われてきました。
ツボの位置としては小腸の上にありますが、ツボの近く深部には下腸間膜動脈という大腸と直腸を栄養する動脈が通っており、大腸のツボとして有効なのもうなずけます。
内臓や血管の近くなので、押したり揉んだりする場合は優しく行いましょう。
さらに温めるのがよいでしょう。
ちなみに、昭和に活躍した医学博士でもある鍼灸師、間中喜雄先生は、ドライヤーやシャワーなども上手にツボに当てれば、お灸の効果が得られると著書に記述されています。

温めるには、昨日6月17日にご紹介しました蒸しタオルをご参考ください。
ほかにも市販のセルフ灸や、小豆カイロ、使い捨てカイロ、温かいペットボトルなどでもよいでしょう。
一度に長時間ではなく、短時間をしばらく毎日行ってみるのがオススメです。
低温火傷にならないよう十分注意しながら、自分で取り入れやすい温めグッズで天枢を刺激してみてください。

今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。

illustration:moxies edit:Nao Yoshida
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

元記事で読む
の記事をもっとみる