1. トップ
  2. 恋愛
  3. 2024年6月22日はやぎ座の満月“ストロベリームーン” ──自分の居場所を確立し存在感を高めるとき

2024年6月22日はやぎ座の満月“ストロベリームーン” ──自分の居場所を確立し存在感を高めるとき

  • 2024.6.17
Photo_ 123RF
Nighttime sky with clouds and bright full moon with shiny.Photo: 123RF

6月22日の午前10時を少し過ぎた頃、やぎ座で満月が起こります。6月の満月は、アメリカ先住民の間で「ストロベリームーン」と呼ばれているのだそう。これはちょうどこの時期に苺の収穫をすることに由来し、月が赤く見えるわけではありません。ただ、夏至の頃の月は南中高度が低く、地平線に近い朝日や夕日が赤く見えるのと同じように、月の出始めは赤みが強く見えることも多いとされています。今回の満月は夏至の翌日。晴れていれば、いつもと違う色の満月が見えるかもしれませんね。

色の持つイメージからでしょうか、一部では「恋が叶う満月」とする説もあるようです。満月は“満ちる”ときですから、生まれ持った星回りによってはそうした運命が待ち受けている方もいらっしゃるでしょう。運は行動してこそ動くもの。こうしたタイミングを節目として勇気を出すのも、“アリ”かもしれません。

社会のなかに居場所を作る

Photo_ 123RF
TeamPhoto: 123RF

やぎ座で起こる満月では、社会性が強くクローズアップされていきます。権威や組織、“タテのつながり”において、ここまで頑張ってきたことが大きく“満ちる”人がとても多いだろうと思います。権威や組織というのはいかにも堅苦しい響きがありますが、「社会のなかでの居場所」ととらえてみてはいかがでしょうか。家のなかに居場所を持つように、私たちは仕事をし、世の中のために自らの時間や労力を差し出すことで居場所を獲得します。

それは周囲の人と協調的な関係をつくることかもしれませんし、「自分はここにいていいんだ」と会社やグループへの帰属意識を強めることなのかもしれません。力を発揮することで「いなくてはいけない存在」になっていることを、再確認する人も多いはずです。頑張った自分に、誇りを持ちたいですね。

なかには、さらに自分の居場所を確かなものにするために、新たな目標を抱く人もいらっしゃるかと思います。非常に実践力に富んだ、勢いを伴う挑戦となることでしょう。

小さな心の声にも耳を澄ませて

Photo_ 123RF
Hand holding a smiley face signifying positive mental health and wellbeing. Concept Positive Mental Health, Wellbeing, Smiley Face, Hand, SupportPhoto: 123RF

月をはじめとする西洋占星術で使う10個の星は、12個の星座を順繰りに巡りながら、さまざまな働きをします。星がある星座に入ると、その星座のカラーが反映され、それが運命に影響をもたらします。そうした観点でいえば、やぎ座の満月というのは、どこか少し不器用なところもあるとされています。「萎える」「働きたくない」などといった感情をダメなものと決めてかかり、疲労やストレスに見て見ぬふりをしてきたならば、この時期はそうした素直な感情も、しっかり見つめていきましょう。

Photo_ 123RF
Multi exposure of man's hand holding and using a digital device and data theme drawing. Innovation concept.Photo: 123RF

すでに「言われた仕事だけやればいい」などという時代は終わっています。社内政治に腐心するばかりの時代もまた、過去のものとなりました。あらゆる“作業”がAIにより代替されていくなか、より創造的な仕事をするために、みずからを上手に使っていく方法を検討する──満月は物事が「満ちる」と同時に「振り返りと調整」のタイミングでもあります。まるで子どものような、社会性とはかけ離れたところにあるような本心も、上手に使っていくことが大事なのではないかと思います。どなたにとっても、よい満月でありますように。

Photo_ 123RF
health benefits ofgreen teaPhoto: 123RF

【今回の満月でやってみるといいこと】

・過去半年の間にできるようになったことを思い出してみる

・今、仕事で直面している課題に関する本を読む

・敢えて時間をかけて考え事をする

緑茶をじっくり味わいながら飲む

Profile

真木あかり(まき あかり)

占い師。学習院大学卒業後、フリーライターなどを経て占いの道に。『タロットであの人の気持ちがわかる本』(説話社)や女性誌での連載など、著書・連載・アプリ監修多数。占星術や四柱推命で運命を紐解き、人が自分の人生をより良く生きるためのアドバイスを行っている。

http://makiakari.hatenablog.com/

Text: Akari Maki Editor: Mayumi Numao

元記事で読む
の記事をもっとみる