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【都内】本当は秘密にしたいベーカリー。絶品焼き菓子と喜ばれる手土産

  • 2024.6.17
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世田谷区・弦巻に店を構えるベーカリー「POPPY COFFEE and BAKERY(ポピー コーヒーアンドベーカリー)」。那須や青山にある人気店「SHOZO COFFEE」の系列店として2022年7月にオープンし、店内で一つひとつ丁寧に作った焼き菓子やコーヒーなどを揃えるお店です。今回はお店に足を運んで感じた店内の雰囲気や、購入してきた焼き菓子をご紹介します。

バターの香りにうっとり。毎日通いたくなるお店

東急田園都市線・駒沢大学駅から歩くこと11分。駅から少し離れた閑静な住宅街に「POPPY」は位置します。渋谷からはバスが便利で、東急バス渋05系統「駒沢中学校」下車すぐです。
可愛らしい店構えで、大きなガラス扉から店内の様子がうかがえます。

店内に入った瞬間、思わずうっとりするようなバターのよい香りが。店員さんが温かく出迎えてくれ、目の前のショーケースには可愛らしい焼き菓子が並びます。定番のマドレーヌやマフィンから、季節のフルーツを使ったガレットや季節の野菜のキッシュまで、どれもおいしそう。仕込みの都合で日々ショーケースに並ぶラインナップは異なるそうなので、通うのが楽しくなるようなお店です。

見た目も可愛らしい、こだわりの焼き菓子

季節のフルーツを使用したガレットは必食

時期によって使用するフルーツが変わる、季節のガレット。軽やかなパイ生地にアーモンドクリームを入れ、フルーツをふんだんに乗せて焼き込んでいます。写真左はカラマンダリンを使った柑橘のガレット、右はルバーブのガレットです。

「サクッ」でも「パリッ」でもなく「カサッ」とした軽やかな食感のパイ生地と、しっとりしたアーモンドクリームのコントラストが楽しく、アーモンドの風味がふわっと口の中に広がります。バターの風味豊かなガレットに、オレンジやルバーブのフルーティーな酸味がアクセントに。

ちなみにルバーブのガレットは、海外だと割とスタンダードなお菓子なのだそう。常連さんからの人気も高い一品です。

柑橘のガレット
ルバーブ(島田農園)のガレット
各580円(税込)

小さくても食べ応えのある、やさしい味わいのキッシュ

キッシュも、季節によって使う野菜が変わります。野菜は、お店の近所にある八百屋さんのものを使うことが多いそう。春夏はスナップエンドウやとうもろこし、秋冬には栗や舞茸を使ったものも。今の時期はアスパラを使ったキッシュを展開しています。

風味豊かなサクサクのパイ生地の中には、スライスされたホクホクのじゃがいもがたっぷり。一口食べてみると、アスパラとじゃがいもそれぞれの甘みを感じます。素材を活かした味わいで、食べ応えも十分。なんだか心がホッとするような、やさしいキッシュです。

キッシュ
510円(税込)

ほろっと崩れる絶妙な食感が魅力。お店の定番マフィン

こちらは一年を通して販売されている、レモンとポピーシードのマフィンです。「POPPY」ではほかにも何種類かのマフィンが用意されていますが、このマフィンは、ほろっと崩れるような生地が特徴。しっとり感も残した絶妙な食感の生地が、中に入れ込まれたポピーシードのプチプチ感をより引き立たせています。

酸味と甘みのバランスがよく、上にかかったアイシングとレモンピールが味のアクセントに。シンプルだからこそ、繊細で丁寧なこだわりが伝わってくるような、毎日食べたくなるお菓子です。

レモン&ポピーシードマフィン
360円(税込)

パッケージも目を引く、気の利いた手土産

カウンターの横の棚には、可愛らしいパッケージに包まれた焼き菓子やコーヒー・紅茶が並びます。手土産にぴったりのラインナップをご紹介します。

大切な人に食べてほしい、絶品マドレーヌ

手土産のいちおしは、レモンのマドレーヌ。レモン風味の生地にグラッサージュがかけられたシンプルなマドレーヌですが、一口食べてそのおいしさにびっくり。生地はしっとりとした食感で、噛むほどにじゅわっとバターの風味が溢れ出します。グラッサージュの甘さがレモンの爽やかな酸味を引き立てて、シャリッとした食感がアクセントに。

ちょっとした手土産にぴったりの2個入りと、スタッフの石田さんが自らデザインしたという素敵な包装紙に包まれた6個入りがあります。ショーケースでは1個からバラ売りされているので、自分のおやつにも。

レモンのマドレーヌ
1個 220円(税込)
2個入り 480円(税込)
6個入り 1,380円(税込)

コーヒーや紅茶、日持ちする焼き菓子は手土産にぴったり

生姜をきかせた「ジンジャースナップス」やスパイスがほのかに香る「サブレ アニス」など、気軽に贈れる焼き菓子もあります。

筒やキューブに入っているのは、紅茶のティーバッグです。紅茶は「ordinary tea」「British blend」「アソートセット」の3種類で、格子柄や草花をあしらった商品のパッケージはこちらもすべて石田さんによるデザイン。焼き菓子と一緒に、ギフトセットとして贈っても喜ばれそうです。ぜひ店頭で相談してみてください。

店内にはイートイン席も。地域に愛される温かいお店

素材にこだわり、見た目にも味にもワクワクするような焼き菓子を揃える「POPPY」。取材中にも近所に住む方が絶え間なく訪れ、店員さんとの会話を楽しみながら商品を選んでいる姿が印象的でした。オンラインショップはありませんが、直接お店に足を運んで焼き菓子を選ぶのも醍醐味のひとつです。

ちなみに店内には、イートイン席が3席あります。お店を訪れたら、ワッフルコーンまで店内で作っているというアイスクリームもおすすめ。こちらも季節によってフレーバーが変わり、筆者が伺った時はパイナップルとカスタードのアイスクリームを販売していました。

駒沢大学駅の近くに用事がある時はもちろん、そうでなくてもわざわざ行きたくなるお店です。ゆったりと時間が流れるような穏やかな雰囲気や、店内に漂う幸せな香りを楽しみに、ぜひ足を運んでみてくださいね。

writer / 海

取材協力

POPPY COFFEE and BAKERY
東京都世田谷区弦巻2丁目8-17
TEL:03-6413-0208
営業時間:11:00~17:00 (季節によって営業時間の変動あり)
定休日:水・木曜日
※営業日はお店のInstagramをご確認ください。
https://www.instagram.com/poppy_tsurumaki/

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