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夏ゴルフのベストバイアイテム! “ちょい長ショーパン”が狙い目です

  • 2024.6.17
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まるで真夏のような陽射しのなかで開催された『ニチレイレディスオープン』。初日午前中は風もほぼなく、コースからの照り返しが肌に刺さるような暑さでした。会場には多くのギャラリーに加えて小学生が大会見学に訪れ、選手のプレーを真剣な眼差しで観戦していた姿がとても印象的でした。

女子プロのゴルフウェアはすっかり夏スタイルにチェンジ。ミニ丈ボトムの着用が多いなかで、とくに目立っていたのがショートパンツです。今シーズンはショートパンツのバリエーションが豊富で、タイトシルエットのコンパクトなものから、フレアに広がるキュロットタイプまで、幅広いテイストのものがたくさん揃っています。

そのなかでも新鮮に見えたのが“ちょい長ショーパン”。太ももが隠れるほどのレングスは、美脚効果とトレンドを兼ね備えた絶妙なバランスで、これまでとはガラリと雰囲気が変わるショーパンスタイルに仕上がります。
今回はトレンド感が一気に加速する“ちょい長ショーパン”に注目してみました!

【大里桃子プロ】ゴルフシーン以外でも活用できるスエットショーパン

先日、3年ぶりの通算3勝目を挙げた大里プロ。今大会初日はショットのキレが良く、ポンポンと吸い込まれるようにバーディパットが決まり、見ているだけで気分が上がるナイスプレーを連発していました。プレーはもちろんですが、大里プロが履きこなす「ジャックバニー!!」のショーパンスタイルも、キレのあるおしゃれなコーディネートでした。

真っ白なショートパンツはAラインに広がるシルエットが新鮮。薄手のスエット素材でウエストがゴム仕様になっており、リラックス感がありながらもコーディネートがシャープに仕上がっています。太ももが隠れるほどのパンツ丈がきちんと感をキープし、ゴルフシーン以外でも活用しやすいアイテムです。

トップスには大きめサイズのモックネックシャツを合わせており、上下をルーズシルエットでまとめたトレンド感のある着こなしに。コーディネートの配色と色リンクさせたミドル丈ソックスの合わせ技が、さらに今っぽさをプラスしていました。

【岩井明愛・千怜プロ】美脚効果を発揮するサイドライン入りショートパンツ

まさしく双子コーディネートで登場した岩井ツインズ。「マスターバニーエディション」のタック入りショートパンツとモックネックシャツの組み合わせで、洗練されたスポーティな雰囲気が際立つカッコいい着こなしでした。タック入りでゆとりがあるシルエットのショーパンは、太めのサイドラインが美脚効果を発揮。

トップスをインにして着る場合には、パンツと同色のベルトを合わせるのがポイント。パンツにゆとりがあるため、あえてウエスト位置を明確にしない方がすっきりして見えます。ソックスはアンクル丈を選んで肌見せによる抜け感を意識して。

【小林夢果プロ】女子ウケ抜群のスパイシーなワントーンコーデ

ずば抜けた飛距離を披露していた小林プロ。そのパワフルスイングに似合う、上品かつスパイシーなワントーンコーディネートは、女子ウケする好感度の高い着こなしを披露。
タイトフィットするストレートラインのパンツの注目ポイントは、細いパイピングのラインディテール。メリハリを効かせたい部分に使われており、華奢見えにも効果を発揮するデザインです。トップスには淡いトーンの総柄ポロシャツを合わせることで、ほどよい大人モードな雰囲気に仕上がっていました。

【神谷そらプロ】正統派のチェック柄も“ちょい長”効果で今っぽく

正統派のタータンチェックを、新鮮なコーディネートで着こなしていた神谷プロ。ゴルフファッションにおいて馴染み深いチェック柄が今っぽく見える理由はやはり“ちょい長ショーパン”を選んでいるから。丈の長さやシルエットが変わるだけでも雰囲気が変わるため、トレンドに合わせて定番アイテムを見直すことで、コーディネートが自然とアップデートされます。
パンツの柄とトップスを色リンクさせることで、全体の配色バランスが整い、さらにまとまりのある着こなしが完成します。

コーディネート解説/スタイリスト 高橋裕美

各女性ファッション誌、広告、カタログで活躍中。趣味で始めたゴルフに熱中していたところ、ゴルフファッションにも興味を持ち、レジーナと出会う。レジーナでは表紙、ファッションページを担当しており、リアルかつファッショントレンドをうまく取り入れたコーディネートが読者からも強く支持されている。

写真/Getty Images

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