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京本大我、『言えない秘密』で海外映画祭デビュー「この作品をずっと愛していただけるようになれたら」

  • 2024.6.17
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映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会
映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会

【写真】京本大我&古川琴音 大勢のファンに囲まれ”秘密”ポーズ

6月28日(金)に公開を迎える映画「言えない秘密」の主演を務める京本大我、ヒロイン役の古川琴音、メガホンをとった河合勇人監督の3人が第26回上海国際映画祭のレッドカーペットとアジアプレミア上映での舞台挨拶(あいさつ)に参加した。

淡く切ない恋と、ミステリアスな展開の新たなラブストーリー

京本がSixTONESとしてデビュー後、初の映画単独主演を務め、古川が初めて恋愛映画のヒロイン役に挑戦する「言えない秘密」。

過去の出来事からトラウマを抱えた音大生・湊人(京本)は、どこか謎めいた雰囲気のある雪乃(古川)が奏でるピアノの音色に導かれ、運命的な出逢いを果たす。自然と惹かれ合い、雪乃の天真爛漫なキャラクターと心動かすピアノ演奏は、湊人が抱えるトラウマを癒し、やがて2人で過ごす日々は愛おしくかけがえのないものになっていく。しかし、ある日突然雪乃は湊人の前から姿を消してしまう――と言う物語が描かれる。

映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会
映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会

現地の言葉での挨拶に、会場からは大きな拍手

海外の映画祭でレッドカーペットを歩くのは初めてという京本と古川。京本は「レッドカーペットを歩くという人生初めての経験で、一瞬で終わってしまうくらい体感が早かった」と驚きつつ、「リスペクトしていただけているような温かい空気感だった」「すごい光景で、ここにいられることは光栄なこと」と語った。

古川は「上海の大きなメディアにも取材していただけて、作品も観ていただけていてうれしかった」とウェルカムな雰囲気に喜びつつ「すごいカメラの数とメディアの数で、上海暑いんですけど、それ以上に映画祭の熱気を感じることが出来ました」とレッドカーペットを振り返った。

そして、16日に行われたアジアプレミア上映の舞台あいさつでは、満席の会場から大きな歓声を受けて登場。声援を受けた河合監督は、「皆さんこんにちは。監督を務めました河合勇人です。本日はこのような素晴らしい映画祭に招待いただき、光栄に思います。今日は皆さん、最後まで楽しんでいってください」と呼びかけた。

続けて主演を務めた京本から「大家好、我是京本大我(タージャハオ!ウォシー ジンベン ダーウォ:皆さんこんにちは!京本大我です)。この度は上海国際映画祭にお招きいただき、本当にありがとございます。僕自身上海に初めて来たので大変興奮しておりますが、先ほども袖で皆さんがこの映画を楽しんでくださる姿を見させていただき、本当に僕たちもうれしく思っております。素敵な作品だと自分たち自身でも思っているので、どうぞ皆さんにもこの作品をずっと愛していただけるようになれたらいいなと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。シェイシェイ。」とあいさつすると大きな拍手に包まれた。

ヒロインを務めた古川は、「大家好、我是古川琴音(タージャーハオ!ウォシー グーチュアン チンイン:皆さんこんにちは!古川琴音です)。本当にレッドカーペットの時から全てに圧倒されていまして、このような中国の大スターたちが集まる中に私たちを温かく迎え入れてくださって本当に本当にうれしいなと思っています。観て下さってありがとうございました!」とあいさつし、時折「かわいい~」などの声援を受けながらスタートした。

映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会
映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会

京本大我「漂っている空気を大切にお芝居させていただきました」

舞台挨拶ではファンとのQ&Aも行われた。

Q.京本さん、上海に来ての感想を聞かせてください!

京本:昨日外灘の夜景がすごいきれいで、僕カメラが趣味なので、自分のカメラでたくさん撮ったからインスタに載せます!今日のお昼もお土産屋さんとかたくさん行かせていただいて、ちょっと時間の都合で入れなかったお店もたくさんあったので、いつかプライベートでも、ライブとかでもまた来られるように頑張りたいです。

Q.古川さんの大ファンです。こうして会えると思っていなくて、質問も用意できていないんですが、どうしても、どうしてもお話がしたいんです。上海の旅はどうでしょうか? また中国の映画に出演されるご予定などはありますか?

古川:まずは、会いにきていただいて本当にありがとうございます!上海は、昨日のお昼頃に来て、今日このお仕事が終わったらまたすぐに帰らなくてはいけないので、とても短い時間なのが本当に残念なのですけれど、でも上海の皆さんの反応がとても大きくて、舞台がないかのようにこうやってコミュニケーションをとれているのが、本当に今ここにいて楽しいです。おいしいものもたくさん食べましたし、まだ小籠包は食べていないので、帰りに食べたいなと思います。中国の映画は私も大好きでよく観ているので、是非機会があれば飛んできます!

Q.オリジナルがある作品を元にするにあたって工夫した点について教えてください。

河合監督:原作のユーモアと恋愛ドラマの切ない感じというのを一番日本版にも残しつつ、日本に置き換えた際に不自然にならないように、あとは色々な秘密が隠されているんですけれども、なるべくその秘密が見終わった人たちにちゃんと謎が残らないようにひとつひとつわかりやすく描きました。

Q.役作りの時に難しかったところや印象深かったことがあれば教えてください。

京本:本当にこの湊人という役は、若者の等身大なキャラクターなので、なるべく自然体で演じられるように、台本に書いてある語尾とかも自分らしい言い回しに直してみたりとか、あとは本当に雪乃を演じる琴音ちゃんがステキに演じてくださったので、心も体もある意味身を任せてその場の空気感とか、漂っている空気を大切にお芝居させていただきました。

古川:雪乃が秘密を抱えているときは、どこかミステリアスでつかみどころがないなと私も演じながら思っていたんですけど、その秘密を雪乃の人間らしさ、苦悩だったり葛藤だったり、が見えるように演じたいなと思っていました。あとは何よりもピアノですね。京本君はゼロの経験から3カ月前から猛特訓をしてピアノバトルのシーンとか、弾けるようになっていてすごくびっくりしましたし、私も経験はあったのですがブランクがあったので、負けないように一緒に頑張って練習していました。

映画「言えない秘密」 (C)2024「言えない秘密」製作委員会
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