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日焼け止めを塗ってくれない園が8割以上!保育園の日焼け対策はどうなってる?

  • 2024.6.17
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こんにちは!現役保育士のはるです。5月にはもう夏のような暑さの日もあり、梅雨が明ければあっという間に夏!この時期に気になってくるのが子どもの日焼け事情かと思います。紫外線対策と言えば夏!というイメージがありますが、一般的に紫外線が強い時期は4月〜9月。その中でも特に6月〜8月は紫外線量がとても多く、肌が日焼けしやすい季節といわれています。少しずつ対策していきたい子どもの日焼け対策。とはいえ、保育園ではどんな対応をとっているのかいまいちわからないですよね。今回は保育園の日焼け対策はどのようになっているのかをご紹介させていただきます。

日焼け止めは塗布できる⁉園の対応は様々!

日焼け対策で一番に浮かぶ日焼け止め。子ども用の日焼け止めも販売されているので、使用したことのあるママも多いのではないでしょうか。私も毎年子ども用に日焼け止めを購入していますが、いまだに日焼け止め難民です。そんな日焼け止めを塗布することに対して、園はどうしているのでしょうか。フォロワーさんにアンケートをとったところ、日焼け止めを塗ってくれる保育園は1割にも満たないことがわかりました。

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治療痕には医師の指示書を!

血管腫やウンナ母斑のレーザー治療後は日焼け対策を万全にしてくださいと医師に言われることがあるかと思います。普段服でおおわれている部分であれば、特に問題はないのですが、手の甲や顔といった普段露出している部位だと日焼け対策は必須。日焼け止めを都度塗布する必要がある場合には、園に相談すると医師の診断書や与薬届といった書類を書いてきてもらえれば塗布できたり、戸外遊びについての検討や薄手の長そでを着るなどの対策を考えてくれると思います。私も実際に保育園でそういった事例の経験がありますが、絶対に日焼け止めを塗ることはできない!ということはありませんでした。お医者さんの指示を保育園にも相談してみて下さいね。必要な書類を渡してもらえると思います!

紫外線アレルギーも園に相談を!

紫外線を浴びることでかゆみや発疹、水ぶくれなどの症状が現れる紫外線アレルギー疾患のお子さんもいます。年齢にもよりますが、園でも保護者の方に持参していただいたアームカバーや日よけ付きの帽子などで対策したり、お散歩カートに日よけをつけたこともありました。こちらも園に相談することで対応してくれることは増えますし、幼児クラスになるとお子さんも理解できてくるので、自分で日焼け止めを塗ったりアームカバーなどを付けて散歩にいくこともありました。

髪の毛用のウォータースプレーは大丈夫?

紫外線が一番当たりやすい頭。最近は髪の毛に使用するスプレータイプの日焼け止めも販売されていますよね。こちらも肌と同じ扱いだと思うので、保育園の対応を確認してみてください。保育園の戸外遊びでは帽子を被ることがほとんどですが、子どもによっては帽子自体を嫌がる事も。家では嫌がるけど、保育園では被っているのかな?と気になる場合は、「家では帽子をイヤイヤしますが保育園ではかぶっていますか?もしかぶっていたらコツを教えてください!」と連絡帳に記載してみても。反対に保育園では被ってくれない場合、家庭で使っている帽子を持参してもらったり、帽子をかぶりたくなるようなワッペンをお願いしたりしたこともありました。

なんで保育園では日焼け止めを塗ってくれないの?

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保育園で塗布することができないとはいえ、家庭から日焼け止めを塗ってくること自体はOKという園は多いです。実際にフォロワーさんへのアンケートを見てみても、朝登園する前に塗ってくるということに対して禁止しているという園は1割もありませんでした。子ども一人ひとりに戸外活動前に日焼け止めを塗り、帽子をかぶって準備をし……となると保育士の負担はかなり増えることになります。帽子や園庭にテントを張るといった対策をしている園も多いので、個々の日焼け止めに関しては家庭で行ってきていただけると助かります。家庭から日焼け止めを塗布してくることをNGとしている園は、日焼け止めが付いた手でおもちゃを触り、他の子が口に含んでしまったり、日焼け止めが付いた肌に他の子が触れてしまうことで薬疹がでないように……という理由が。中には保育者の化粧品や日焼け止め、ハンドクリームなども厳しく取り決めている園もあります。真冬の乾燥する時期、ハンドクリームの使用禁止はとても辛かった記憶があります。

プールの時は対応が違うことも⁉

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普段は日焼け止めを塗ってきて良いという保育園でも、プールの時だけは対応が変わるということも。これは、ひとつのプールにクラス全員が入ることになるため、水に日焼け止めが流れ出ることを防ぎたいという考えから。最近は感染症対策のためプール遊びにも考え方に変化が出てきて、1人1つのたらいを準備したり、ため水を使用しない水遊びを行っている保育園も多いです。他のお子さんと水を共有しないのであれば日焼け止めは使用しても問題はないので、相談してみるのも良いと思います。

保育園の日焼け対策

猛暑日が続き、紫外線に対しての意識も高まってきたため、保育園の日焼けに対する対応も変わってきています。実際に働いている職場でも、日焼け対策として様々な取り組みを行っています。・園庭にひさしやテントを設置する・日よけ付きの帽子をかぶる・必要に応じてアームカバーや薄手の長袖の羽織ものを持参してもらう・室内遊びを検討するまた、夏場は熱中症注意報を確認し、戸外遊びを減らしたりなくしたりしている保育園も多く、水遊びの実施回数も減っています。戸外遊びは例年いつごろまで行っているのか、水遊びの頻度などもあわせて確認できると良いですね。戸外遊びが多い保育園だからこそ、子どもの日焼け対策は気になるもの。保育園によっても考え方は様々なので、気になるときは担任に確認してもらえると助かります。子どもたちが元気に楽しく戸外で遊べるように、私たち保育士も様々な工夫や知識のアップデートをしていきたいと思います!

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