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ジッパー付き袋でラクチン梅仕事♪初心者でも失敗しない「青梅のカリカリ漬け」に挑戦!1週間で完成♪

  • 2024.6.17

管理栄養士のともゆみです。今が旬の梅は、そのままでは食べられず加工する必要がありますが、クエン酸が豊富で夏バテ防止や疲労回復の働きがあり、夏に摂りたい食べ物です。たくさん食べるならやっぱり自家製ですよね。梅仕事をした経験はありませんが、初心者は梅干しよりカリカリ漬けの方が簡単なんだそう。YouTube「プラントベースゴハン」で紹介していたので作ってみたいと思います。


YouTube「プラントベースゴハン」では、誰でも失敗せずに作れることをモットーに簡単でおいしい料理を紹介しているチャンネルです。美容と健康に気を使い、野菜を使う料理が多いのが特徴です。漬け物もたくさん紹介されています。

今回はその中から青梅を使った漬け物を作ってみたいと思います。梅仕事は初めてですが、保存袋で作れて失敗しにくいそうなので、わたしでもできるかも?

「青梅のカリカリ漬け」の材料と作り方

【材料】
青梅…500g
塩…40g ※あら塩がおすすめ
卵の殻…1個分

※YouTubeでは上記の2倍量で紹介していましたが、今回はお試しで上記の量で作ってみますね。



【作り方】
1.  青梅を流水でよく洗います。傷がなくしっかり硬い青梅を使います。傷があるものは使わずに外します。



2.  ザルにあけて、ボウルに移します。水を入れて半日浸水させます。水に浸けることでアク抜きができます。半日ということなので4時間浸水させました。



3.  清潔な布やキッチンペーパーを使って水分を拭き取ります。水分が残っているとカビの原因になるので1粒ずつ拭きます。特にへたの部分に水分が残りやすいのでしっかりと拭き取ります。



4.  爪楊枝を使ってへたを取り除きます。爪楊枝をグッと差し込んで持ち上げればクイッと取れました。


5.  ジッパー付き保存袋に梅を入れ、塩を入れます。袋の上からよく揉んでなじませます。ゴリゴリと裏側もよくなじませます。モミモミゴリゴリ5分ほど揉みました。



6.  卵の殻は洗った後、内側の薄い皮を剥がします。耐熱皿に入れ、500wの電子レンジで2分加熱し乾燥させます。お茶パックに殻を小さく割りながら入れて、袋を閉じます。



7.  5の中へ6を入れます。卵のカルシウムと梅のペクチンが反応してカリカリになるそうです。梅を平らにして空気を抜き密閉し、冷蔵庫へ入れます。



8.  1日1回、袋の中の梅を混ぜます。再び袋を閉じ平らにして冷蔵庫へ入れます。1週間後、水分がたくさん出てしっかり硬くなります。殻を取って完成です。



カリカリしててフルーティー♡



カリッカリの食感がとてもいいです。まさにカリカリ梅ですね。塩分8%なので、けっこうしっかりと塩気がありますが、鼻から抜ける香りがよくフレッシュな梅のフルーティーさを感じますね。酸味はさほど強くなく、食べやすいです。お茶請けに合いそうな漬け物ですね。

梅の成分

梅の強い酸味のもとは、クエン酸やリンゴ酸。酸味による刺激で、唾液や胃酸の分泌を増やして食欲を増進させるほか、体内で発生する疲労物質と結合してエネルギーをつくりだすサイクルを活発にする働きがあるため、疲労回復に役立ちます。また、クエン酸は鉄やカルシウムなど体に吸収されにくいミネラルを水に溶けやすい形に変え、吸収率を高める働きがあります。そのため、肉や魚などの鉄を多く含む食品を一緒に摂ると貧血予防に、しらすなどのカルシウムを多く含む食品と一緒に摂ることで健康な骨を作る働きを高めてくれます。

梅漬けを初めてやりましたが、作業中に梅の良い香りがしてとても癒されました。袋で出来て思ったよりもずっと簡単だったので、梅仕事にちょっぴり自信がつきました。良かったら作ってみてくださいね。

参考文献:
新・野菜の便利帳 監修 名取貴光 高橋書店

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